徳山ダム導水路はいらない!出版など |
緊急出版と長良川市民学習会
河村たかし・市長の「突然の」徳山ダウ導水路からの徹底表明から、丁度2ヶ月後の7月15日に、「徳山ダムはいらない!」(近藤ゆり子 著、 風媒社、 1000円)が発売されることになりました。
風媒社HP
ご協力頂いた方に厚くお礼を申し上げます。

5月下旬に武藤仁さん(長良川市民学習会事務局長)からの「業務命令」。
ううむむむ、逆らえない。
6月6日の「このままで このままで 流れよ長良川 トーク&コンサート」の直前でもあります。そして「導水路はいらない!愛知の会」のほうは、住民訴訟提訴の直前(6月11日提訴)。
そんな矢先の河村市長の表明です。
「忙しいから・・・」とか言い出したら、多少なりともこのことについて前から関わり、事情を知っている人は皆「死にそうに忙しい」人だらけで、「自分はやらない」ということは、他人に忙しさを押しつけることにしかならない・・・「これ以上、そんなことまで・・・・殺す気か!」の言葉が飛び交っているまっさいちゅうです、「壮絶な殺し合い」の状況。ならば、まあ「業務命令」を素直に受けるしかない、「しょうがない」。
・・・原稿を書くだけ、と思ったから、「初稿を書くのが3日か4日、編集者と相談して、2回書き直すとして・・・ま、2週間くらい」とタカをくくっていました。しかし、最初から「手軽に気楽に読んで貰えるもの」にするつもりとはいえ、本を出すのはそんな簡単なものではない、と思い知りました。原稿書きそのものより、校正を含めた周辺作業が、何倍も時間も神経も使う・・・・全面的に図表作成をして下さった武藤仁さん(長良川市民学習会事務局長)は、図表やグラフが、作成指示通りになっているかどうかのチェックに、まさに死ぬ思いをして下さいました。
最終段階の細かい校正は、いつも頼りになるTさん。感謝!
とりあえず、以下の予定(主催: 長良川市民学習会)
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長良川に徳山ダムの水はいらない 第7回市民学習会
- 「徳山ダム導水路はいらない」緊急出版記念講演会 -
税金の無駄づかい ~徳山ダム導水路はいらない~
☆日 時 : 7月29日(水) 午後6:30?8:30
☆ 会 場 : ハートフルスクエアG 大研修室 (JR岐阜駅東詰)
● 講 師 近藤 ゆり子 さん 「徳山ダム導水路はいらない」著者
徳山ダム建設中止を求める会 事務局長
(聞き手) 富樫 幸一さん 長良川市民学習会副代表
●導水路建設をめぐる情勢と 「市民学習会」の活動報告
報 告 武藤 仁( 長良川市民学習会事務局長 )
入場無料 (テキストは会場でも用意します。1000円)
5月15日河村たかし名古屋市長が「導水路撤退」表明をし、情勢が大きく動き出しました。無駄な公共事業にしがみつく議員、役人はあわてています。醜いばかりです。理屈も何もありません「渇水になったらどうするんだ!」「徳山村民に謝れ!」とわめき散らしています。冷静な世論で包囲しましょう。
建設推進派を黙らせる本が7月15日に出版されます。ダム建設反対運動の「知恵袋」近藤ゆり子さんが執筆しました。
私たち長良川市民学習会が1年半、多数の研究者・市民から学んだ成果がバッチリまとめられています。
第7回市民学習会は、その「お披露目」。テキストは「徳山ダム導水路はいらない!」です。講師は著者近藤ゆり子さんです。市民の学習の力で、導水路事業計画を葬りましょう。
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本の売り上げ(著者割引との差額)を活動資金に、と意気込む武藤さんは以下のようなチラシを作ってくれました。
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ダム・導水路の税金ムダづかいの「しくみ」を解明!
- 納税者必読の書 -
・霧の中に包まれた税金無駄づかいの構造が、一般市民に「分かりやすく」書かれています。
・評論家や学者でなく、税金を払う市民の「怒り」の筆で書かれています。
・長良川河口堰・徳山ダムそして導水路建設反対運動の協力者、学者・研究者・弁護士・技術者等の知見に支えられた市民向け「科学の書」です。
・河村たかし市長の導水路撤退声明を歓迎します。無駄な公共事業にしがみつく政治家を落選させ、曖昧な態度を取り続ける政治家・政党をしかりつけるために書いた「政治の書」です。
・無駄な公共事業を惰性で続ける役人の目を覚まさせる「行政改革の書」です。
・「新鮮」です。これまで徳山ダム・導水路関連新聞記事の多くが筆者がつかんだ情報の多くが筆者がつかんだ情報のリークによって書かれ情勢を動かしてきました。
・歯に衣を着せない鋭い文章の行間に、理不尽な力で虐げられる人々に対する筆者の限りない優しさとたたかう市民へ力強いエールが感じられる「ロマンの書」です。
(推薦者一同)
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褒めすぎ、いや、「売らんかな」のテキ屋の口上(笑)。
予約・遠方の郵送などは、
徳山ダム建設中止を求める会 事務局(近藤ゆり子)
で受け付けます。
(郵送料込:7月15日まで1000円。16日以後受付は1200円とさせていただきます。お申し込みの際は「記録」に残るものでお願いします。口頭では、私の頭から、確実に消滅しますので(※))
※ 還暦を過ぎ、短期記憶の衰え=老人力はバッチリです。
でも短期記憶が衰えたからって人間の価値が下がるわけではない、ということに自信をもってしまうのも「老人力」のうち。
若い頃の記憶力とペーパーテストの得点能力の高さで一生涯「自分はエライ」と思っている御仁に心の底から言いたい、「記憶力とペーパーテストの得点能力なんて、早く走れる、とか、高く飛べる、というようなさまざまな能力の一つにすぎない、そんなものだけで一生が決まると思っている?アホだなぁ」
…キャリア官僚さん、これから先、激動の時代を(どういう意味にしろ)乗り越えていかねばならないのだから、ここのところは耳の穴をかっぽじって、ちゃんと聞いて、自分の行くべき道を考えてね。
やめよ!82号 (09.07.07)を発行しました。