恒例:徳山村キャンプ(2009年)へのお誘い |
1996年以来続けている「徳山ダム建設中止を求める会」の徳山村キャンプ。
多士済々な人を集めてきましたた(その後いろいろな分野で活躍している人多数)。

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恒例:徳山村キャンプ(2009年)
徳山村は湖底に沈められても、私たちの「闘い」は終わりません。
まさに苦渋の思いで村を去り、ふるさとを沈められてしまった(沈まない集落・門入には行けなくされてしまいました)村の人々。
徳山ダムは要らないダムです。徳山ダムの水を『有効』利用するための徳山ダム導水路事業に巨額の公金を投じてはなりません。
「これ以上、自然を川を勝手にいじらせない」ことが、村の人々からふるさとを奪った下流市民の責任だ、と私たちは思っています(真逆の意見が声高に言われるから、あえて)。
今年の「恒例:徳山村キャンプ」は、 8月22日(土)~23日(日) を予定しています。
22日(土)13時 JR大垣駅北口集合出発。
23日(日)の午後の早め帰着。
参加費:3000円~3500円程度(子供は無料)。食事・飲み物は準備します。
参加者各自が用意するもの:寝袋or毛布(できるだけ)。長袖シャツ。雨具など。
my箸、 myコップ、my皿。
① 大雨が予想されるときは中止します。連絡体制がとれるようにしたいです。
② 「身一つ」での参加も可能ですが、テント等、ご自分の分以外にもお持ちより頂けるとありがたいです。
お申込み・お問合せは、事務局・近藤へ
TEL: 0584-78-4119 Email:k-yuriko@octn.jp
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8月1日に、「下見」に行きました。
一時期強く降っていた雨も、徳山ダム堤体に着く頃には小やみになりました。
「洪水期」ですから、ダムは満水位にはなっていません。当然にも洪水吐きからは水は流れていません。


上の写真の上部をフォーカスすると右の写真のようになります。
これが「取水口からの放流」です。
この時点で何m3/Sの放流なのか、気になりましたが、徳山ダム管理所の職員体制は手薄で(休日でもあるし)、その手の質問に対応できないことは分かっているので、管理所に聞きにいきませんでした。

徳山ダムの昨年度の維持管理費は約11億円(今年度は交付税分などが積み増しになって増えている)。
それだけの維持管理費をかけても、(そしてGWの見せ物興業としての観光放流をやってみせても)こうした基本的な質問にも対応できないのです。
以下は、7月31日に、水資源機構中部支社から受け取った「管理業務支出の内訳」の回答です-本邦初公開!?-。
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平成20年度管理業務費 ・・・・ 11億円
<内訳>
維持管理費 ・・・・・ 3.1億円
(ゲート、通信設備、各種観測設備の点検整備、電力料、
管理用道路等の維持、貯水池へ流入する流木の処理等)
測量及試験費 ・・・・ 約3.4億円(水文水質観測、環境調査等)
船舶及機械器具費 ・・・・ 約0.23億円(船舶の維持・運転経費、燃料費等)
営繕費 ・・・・・ 約0.07億円(管理所、宿舎等の維持修繕)
事務費等 ・・・・・・・・・ 約4.2億円(人件費、消耗品、印刷費等)
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事務費等(人件費、消耗品、印刷費等)に4.2億円かけても「今何m3/S放流していますか?水位は?」と聞いても答ることができないのです。何か変ですね(人件費をかければ良いというものではない)。

昨年は大雨で、初めて催行を断念しました(以前に一度、前夜遅くまでスタッフがウチに集まって、インターネットの気象情報を見ながら催行するかどうか迷ったことがあった。結局当日は何とか天候が回復して決行した)。
「ダムができちゃったからキャンプをする意欲もなくなった」みたいに思われるのは心外です。一昨年使った場所は近づけないように柵が作られてしまいましたが、別の良い場所を見つけました。
今年こそ!恒例:徳山村キャンプをやるぞ!
今年は、「これまでの常連さん」がそれぞれ同じ日に企画をもってしまったことや、総選挙まっさいちゅうになってしまったことなどで、参加者はかなり少なそう。
一時期の「70~100人規模」は、はっきり言って「多すぎる」。この規模に辟易してしまった方も居られるやに耳にしていますが、今年は本来の姿に戻りそうです。
「小規模・じっくり」の「恒例:徳山村キャンプ」に参加しませんか?