2009年「恒例:徳山村キャンプ」 |
今年は、”いつものメンバー”が総選挙で抜けていること、他の行事が重なったこと、高齢化による体調不安などで、参加数は少なく、15名であった。
結論的に言うと、少人数で、中味の濃い、印象的なキャンプであった。「恒例」で重ねてきた徳山村キャンプの中でも「良いキャンプだった」と思う。
22日午前には朝は強い雨。ただ天気予報では午後から晴れる、とのことなので、雨の最中から野村・キャンプ隊長は買い出しに。
集合時刻には、「太陽の照りつける快晴」になっていた。


遠方から来た人、初めての人もいたので、「設営部隊」以外は、ゆっくりと徳山ダム堤体を見、徳山会館を見てキャンプ地に向かった。

雨の後で、46.5m3/Sの放流だったそうだ(放流口を展望台より見る1km遠方?)。
◇ ◇

徳山会館より光の反射する湖面を見る。正面のあたりが元小学校が沈んでいるあたりである(少し暗いが大きな杉の木が湖面近くにあるのが見えるだろうか?その右下に小学校があった)。
◇ ◇

今年選んだキャンプ地は冠山がよく見えた。
暮れた後すぐは雲が多かったものの、真夜中には晴れ上がり、星がよく見えた。
「夏の大三角形」がはっきりと見え、天の川の上を飛ぶ白鳥座も見えた。夏の星座は見え、昼間の日射しは「夏」そのものであったが、陽が落ちてからは気温がぐっと下がった。小寒い中での「夏の星座観察」である。
カシオペア座がくっきりと見えることで、冠山の少し右寄り上の北極星も分かった。
星を見たのは久しぶりのような気がする。
明け方、明るくなる前に見上げるとオリオン座がはっきり見えた。
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キャンプをした場所は旧塚集落の上のほうである。
朝、道路を少し歩いてみた。

橋の上からダム湖の上流部分を見る。根が水に浸かって1年余。水没した杉の木は枯れて茶色になった。枯れ枝を水面に浮かべて、朝の光(まだ太陽は山影にある)が湖面に映る。

上の写真位置からほぼ1kmほどのところに、ダム湖の上流端がある。
鏡のような止水域。その上流は瀬になって流れて(ゆえに乱反射)、ダム湖止水域に入る。この場所が一昨年キャンプをやったところである。

このほんの少し上流は早瀬となって、しぶきを上げながら流れているところがある。
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23日の集合写真(前夜遅く帰った人と、撮り手はいない)。

「2011年度完成」なのだから「中止を求める」という語にも論理性はある。
本当に久しぶりに「徳山ダムはいらない」Tシャツを着て行った。
「徳山ダムはいらない!」は「徳山ダム導水路はいらない!」として、今、何らかの形で実を結びそうである。


8月23日に塚のトイレ付近でキャンプをしておられた団体さんですか?
見かけましたが、「ダム建設反対の会」のキャンプとは分かりませんでした、旗でも挙がっていれば声をおかけしたのですが。