前原大臣!導水路に税金出すのは止めて!3月9日要請行動 |

どう考えてもいらない徳山ダム導水路(木曽川水系連絡導水路)。国交省は事業凍結と言いながら、来年度予算に5億円も計上しています(用途は「説明会」「調査」)。今年度凍結した工事の分の直轄負担金も、愛知県・岐阜県・三重県から取るのだそうです。これではせっかく凍結した意義は薄れ、中止の方向は見えてきません。
「前原国交大臣!こんなことをズルズル続けていてはいけません。一刻も早く『正式中止』にむけた手続きにはいって下さい。」というわけで、3月9日に前原大臣宛の要請書を中部地整に届けました。

木曽川水系連絡導水路事業の即時中止を求める要請書(2)
導水路はいらない!愛知の会
長良川市民学習会
長良川河口堰のゲートの試験開放を求める要請書
長良川市民学習会
今年は名古屋で生物多様性COP10が開かれます。岐阜県では海に面していない県としては初めての「豊かな海づくり大会」が長良川を会場として開かれます。
多くの人々の反対を押し切って建設された長良川河口堰。長良川と伊勢湾を遮断しています。回遊魚の往還を妨げ、汽水域をなくし、川と海の生態系に深刻な悪影響を与えています。「国策」が生態系を壊している・・・何と恥ずかしいこと!
「本格運用」開始後15年。長良川河口堰の水はやっぱり必要はありません(水は余っている)。豊かな生態系の回復のための一歩として、日本政府は、長良川河口堰のゲートを上げて、COP10の開催国にふさわしい姿勢を示すべきです。
せっかくの「政権交代」ではありませんか・・・。
2010.3.10 朝日新聞夕刊 「窓」

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