市民による「豊かな海づくり大会」-3 |
6月5日のメインは、午前の第1部・講演(向井貴彦・岐阜大准教授、山内克典・岐阜大名誉教授)と午後の第2部・シンポジウムでした。
多彩なパネラーによるお話。人数も多く、世代も立場も視点も異なるので、下手すればとっちらかるかと思いましたが、コーディネーターの粕谷志郎さん(岐阜大教授)のうまさもさることながら、長良川を愛する人々の多角的な視点が会場いっぱいに溢れ、伝わりました。
パネラー
☆小森 胤樹さん 長良川の水源で森林を守る活動
☆ 松山 覚さん 長良川上流の釣り師
☆ 平田 勝高さん 長良川と漁業(鵜匠の出で立ちでお話)
☆ 野田 卓志さん 創業130年を誇る川魚佃煮の老舗「角鍬」の若旦那
☆ 高山 進さん 伊勢・三河湾流域ネットワーク 共同代表
☆ 大橋亮一さん 専業漁師(ビデオ出演)
6月12-13日の(岐阜県の)豊かな海づくり大会-ぎふ長良川大会-とCOP10の関係で長良川のこと、生態系のことが、各紙の連載企画(特集)になっています。講師もパネラーも、これらの企画で取り上げられた人が多く、実行委員会としても、「私たちこそホンモノの豊かな川から豊かな海をつくっていく大会」と胸を張っていえそうです。
内容に関しては、DVDがあるようなので、「見たい、聞きたい」方は、長良川市民学習会の武藤仁さん(090-1284-1298)までご連絡下さい。
第1日目の第3部は「河原でバーベキュー」。
この日は一日中、「雲一つない青空」でした。夕方だからこんなに陰が延びていますが(光が斜めで河原に広げた横断幕の文字は長良橋から見えない)、とても暑い日射しの中でのバーベキューでした。
50人の予定でしたが、予定外の人がいつの間にか増えて・・・バーベキュー隊長のNさんは「足りなかった、少なかった」と気にしていましたが、結構ボリュームがありましたよ(Nさんはご自分の食欲を基準にしているようだけど、そんなに食べたらメタボになるよ-)。
暑さの所為か、アルコールに入った人はすぐに「出来上がって」しまいました。
次々とマイクをもってのリレートーク。歌や楽器演奏も飛び出して、盛り上がりました。
ところで、下の写真は翌日(6日)のものですが、市民による「豊かな海づくり大会」の会場を示しています。後方の建物が、第1部と第2部の会場、長良川国際会議場です。そして横断幕をもって人が立っているのが、5日夕方のバーベキュー大会と2日目の「長良川での楽しいイベント」会場の河原-長良橋の下、ほんの少し下流右岸の河原-です。