木曽川フルプラン中間評価 |
-木曽川部会に意見書を提出
木曽川水系第Ⅳ次水資源開発基本計画(2004年全部変更、2008年一部変更 ※)の「中間評価」のための部会が開催されています。次回は6月17日(木)。
国土交通省土地・水資源局水資源部報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/water01_hh_000048.html
国土審議会水資源開発分科会木曽川部会の開催について
国交省側は「あくまでも中間評価。個別事業の是非を議論するものではない」としていますが、「政権交代」を経て、果たしてそれで良いのでしょうか?
※2004年全部変更=用途及び容量配分を変え、徳山ダムの大幅増額を可能にするための変更。
2008年一部変更=木曽川水系連絡導水路を水資源機構事業として位置づけるための変更。
この部会宛てに「導水路はいらない!愛知の会」から意見書を出しました。
2004年の全部変更の際に「徳山ダムをやめさせる会」として意見書を提出した「続き」です。
導水路はいらない!愛知の会
http://www.geocities.jp/dousuiroaichi/
HPに全体がアップされています。
この他に個別のURL
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
全体表紙
http://www.tokuyamadam-chushi.net/youbouseimei/20100615hyoushi.pdf
1.2004年プランの予測の問題点と,
2007~8年の実績から見た見直しの必要性
富樫幸一
http://www.tokuyamadam-chushi.net/youbouseimei/20100615togashi.pdf
富樫さんの付録は別立て(各10MBほどあるのでご注意)
<付録1> 富樫幸一:
木曽川水系フルプラン(2004年6月)は
どのように徳山ダムの必要性を操作したのか?
2006年,自治研ぎふ,79号,
http://rilc.forest.gifu-u.ac.jp/ktogashi2006.pdf
<付録2> 富樫幸一:
木曽川水系連絡導水路の見直しと自治体財政
-費用便益と直轄負担金をめぐって
2009年,自治研ぎふ,93号
http://rilc.forest.gifu-u.ac.jp/ktogashi2009.pdf
2.木曽川水系第Ⅳ次水資源開発基本計画
木曽川水系連絡導水路供給地域の検討
在間正史
http://www.tokuyamadam-chushi.net/youbouseimei/20100615zaima.pdf
3.木曽川フルプランⅣの中間評価に向けて
-岐阜県民・大垣市民としての視点から-
近藤ゆり子
http://www.tokuyamadam-chushi.net/youbouseimei/20100615kondo.pdf
☆ 「水資源計画の欺瞞-木曽川水系連絡導水路の欺瞞-」(ユニテ 2008.5)
伊藤達也
表紙と奥付
http://www.tokuyamadam-chushi.net/youbouseimei/201006ito-hon.pdf
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
水資源部水資源計画課の担当者に「配付資料にしろ」とシツコク食い下がりましたが、相変わらず「部会長と相談して」と言います。(沖大幹・部会長はどう考えるか?「前例にない」という事務方の言う通りにするのか?)
流域委員会に出したものだと(河川整備計画への意見となる)、一応は河川法16条の2第4項の規定もあるから「関係住民からのご意見」をHPにアップしないとマズイですが、フルプランにはそういう規定は全く存在しません(このことに私の意見ではブータレています)。
そういう意味では「部会委員には渡した。それ以上、特に配付資料としてHPにアップする必要はない」と逃げ切る、それなりの根拠は存在します。
「『見える』政策形成」という新政権のスローガンが、どこまで浸透しているかを測るモノサシの一つになるかもしれません。
私は残念ながら余り大きな期待ができません。「中間評価」全体が、全く無内容な「従前通りの踏襲」に終わると予測しています・・・・外れると良いですけど。