市民による「豊かな海づくり大会」-6 |
(承前)
水辺観察会(2)
魚類もいくらかタモで掬えました。
★ アカザ ナマズ目 アカザ科
環境省レッドデータブック 絶滅危惧II類(VU)
http://www.biodic.go.jp/rdb_fts/2000/71-045.html
このHPから一部抜粋。
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◎生息地の現況とその動向
河川の中上流域の30cm以浅の平瀬や早瀬でよく見られるが、隠れ場所や産卵場所として適度な大きさの礫を必要とする。しかし、このような環境は河川の流路改修や、河床改修、砂礫の採取などで容易に失われ、生息場所の減少は深刻である。
◎存続を脅かしている原因とその時代的変化
河川改修(13)や砂礫の採取によって河床が掘削されたり、河床の礫の大きさを整えてしまうと本種はすみ場所や産卵場所を失うことになる。また、河川改修などで土砂が堆積すると適度な隙間が失われる。流れの比較的速い場所に生息することから、本種が要求する水温や酸素量には厳しい制限があるようだが、正確なことはわかっていない。近年、河川の下流域だけでなく、中・上流域にまで都市化が進んできたことで河川の汚染(31)が本種の生息域を狭めてきていることは否めない。また、農薬などの河川への流出で直接的に受けた影響も大きいが(32)、餌となる水生昆虫が減少したことも本種の存続を脅かしている一因であろう。
◎特記事項
夜行性であること、流れのある礫底にすむことから漁業による混獲も少なく、分布の動向や個体群の動向に関するデータがきわめて断片的である。早急に分布の調査を行い、現状を把握する必要がある。
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★ヌマチチブ 後藤宮子さん作成のリストの「長良川での生息数ベスト10」の種
= 長良川を代表する種の一つ
★ シマヨシノボリ 石の下に産卵し、孵化するまで雄が守る。海と行き来する。
★ カワヨシノボリ 一生を川で過ごす
その他、この時期には確かに長良川のこの辺りにいるはずなのに獲れなかったもの。
モクズガニ 海と行き来し、冬に海で産卵する。今は川を遡上しているはず。