「命」の沙汰も金次第? 嗚呼 徳山ダム |
徳山ダムの岐阜県の支払いは、1、157億円という話は前にした。
徳山ダムの岐阜県負担1157億円!! [2010-03-22 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/13175602/
続・徳山ダムの岐阜県負担1157億円!! [2010-03-26 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/13211884/
続・続・徳山ダムの岐阜県負担1157億円!! [2010-04-12 2]
http://tokuyamad.exblog.jp/13398342/
続・続・続・徳山ダムの岐阜県負担1157億円!! [2010-05-20 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/13758089/
すべて公営企業会計からでなく、一般会計から支払われる。
県債償還は別にして、上水道・工業用水道の水資源機構への償還は、すべて河川課予算から出ていく(異常事態! 私はこれを「地方財政法違法の支出」と断ずる)。
下の岐阜県河川予算の推移グラフを見て頂きたい。
岐阜県の河川関係予算のグラフPDFファイル
上のグラフには、水の償還金は入っていない。
河川課「らしい」支出であり、治水のためといえなくもない(「治水上、役に立たない、環境破壊になるだけ、やめておけ」と言いたいものも含まれるが)。
それにしても「極小」になっていることは見て取れる。
「金がないから治水対策がちょっとしかできない」のである。
床上浸水の水害が常襲する地域にも、いわば「バンソウコウを貼る」類の対症療法しかできない。床上浸水1mもの浸水被害というのは、単に「家が水に浸かった」では終わらない。この経済的被害や心労が重なって命を失う人も多い。
役に立たない徳山ダムに巨費を投じたがゆえに、岐阜県民は「水害被害に脅えている」「命の危険に晒されている」のである。
何ということ!
◇ ◇