9月18日 中部弁護士会連合会主催シンポジウム |

6月末の「設楽ダム裁判の判決は酷いものでした。
水需要が見込めない(まともな計画ではない)ことを認めながら、「それでも行政の裁量の範囲内」と。
この裁判所の「思考構造」は相当に根深いものがあります。
「導水路裁判(対 愛知県住民訴訟)」も、設楽ダム裁判一審判決を出した裁判所と同じ部に係属していますから、まさに「他人事ではない」。
そして、「新川決壊水害訴訟控訴審-スーパー不当判決-」。
「結局はお上の言うとおり」という裁判所の思考構造に何とか穴をあけていく、第一歩になってくれれば良いな、と思っています。
「われらと生き物の未来Ⅱ」
9月18日(土) 13時~17時
愛知大学車道校舎(名古屋市東区)
(主催:中部弁護士会連合会など)

主催者自身が「一般市民への告知は十分ではない」と言っています。
どうやら、「かなり法律家向けの内容だから、一般市民には無理」というような感覚があるらしい・・・。
講師やパネラーの顔ぶれを見れば、「法学者と法律実務家によるかなり高度な法律問題に関するシンポ」であることは、分かります。
しかし、いろいろな訴訟のいろろな弁護団会議に参加してきて、「一般市民と弁護士の知識・理解力の差は大きくない」と感じています(まさに「手続き」上のことは、プロが上に決まっています。しかし内容的なこととなると-言い方はキツくて申し訳ないけど-私より水準の低い弁護士はゴマンといる)。
まさに「三権分立を実質化する」「公益に資する」思いは、「一般市民」「法律家」の区別なく共有できるものです。
このシンポジウムに多くの市民が参加することを期待します。
どうか、足を運んで下さい。
中弁連シンポチラシPDFファイル版
100903中日記事PDFファイル版
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