杜の都・仙台と川 |
「河川」とは(とりあえず)無縁な集まりに参加すべく9月12-13日、仙台に行った。
非正規労働者の権利実現全国会議
http://www12.plala.or.jp/cuckoo/

仙台には「るーぷる仙台」という観光用周遊バスがある。
乗り降り自由の1日乗車券が600円。
これで仙台市内観光ができるわけだ。
月曜日のこととて博物館などはほとんど休み。天気予報は雨だったが、実際には降らなかったので、バスに乗り、ぶらぶらと歩き・・・を何度か繰り返した。
仙台といえば青葉城。
「青葉山」というから、岐阜の金華山のようにはっきりと「ここが青葉城のある青葉山」というふうなものをイメージしていたが、外れ。
同じような高さの丘陵が続いていて、私の技量では「ここが青葉山」という写真は撮れなかった。
青葉城は、断崖を利用し、広瀬川を外濠としている。
広瀬川は一級河川名取川水系の大きな支流である。指定区間で河川管理者は宮城県知事ということになる。
一級河川名取川水系河川整備計画【県管理区間】(平成22年3月告示)
http://www.pref.miyagi.jp/kasen/pdf/1k-natorigawa-kenkanri-seibikeikaku.pdf
名取川水系河川整備基本方針(PDFファイル 602KB)
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/jigyo_keikaku/gaiyou/seibi/natori_index.html

内堀の一部。
この池の水が流れ下って内堀を形成している。



大橋の上からみた広瀬川。
前日まで降雨が続いたとかで、水は濁っていたし、水量も多いと感じた。

仲の瀬橋から。


仲の瀬橋の下(上流右岸)には、今にも冠水しそうな畑。
まあこれは堤外地なのだろう。
が、この畑の続きみたいに家が建っている(川内地区)。

洪水とどう折り合いをつけてこれらの家があるのか(新興住宅地ではなさそう)、好奇心が湧いたが、現時点では調べられていない → *。
* 2010.9.24 宮城県河川課より聴き取り
写真の住宅下コンクリート壁の部分まで堤外地。
HWL(広瀬橋・2800m3/S)は、写真コンクリート壁の天端の少し下くらい。
基準地点・広瀬橋付近とこの仲の瀬橋付近の流量はイコールと考えてよい。
将来的には、余裕高1.2m程度の高さの特殊堤(コンクリート堤)で住宅地を巻く予定。
◇ ◇
青葉城の中にある「魯迅の碑」。2つの碑が並んでいる。
