2010年10月24日のこと-1 |
- サツキマスの産卵を見る会 -
10月24日、「サツキマスの産卵を見る会」に寄せて頂きました。
長良川支流・吉田川、明宝地区あたりです。
産卵シーン撮影成功!で、長良川水系・水を守る会のHPにユーチューブ動画で載っています。
長良川水系・水を守る会
http://nagarariver.blog10.fc2.com/
これを、10月26日COP10生物多様性交流フェア(フェスティバルゾーン)のワークショップで皆さんにも見て頂いたわけです・・・インターネットは凄い。
翌日(10月25日)に主宰者を含むMLに投稿したものの一部。
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昨日(24日)、いろいろお世話になりました。ありがとうございます。
良いシーンをみせて頂けて、そしてサツキマスが産卵する「川」の佇まい」を見せて頂けて、とても感謝しています。
この「産卵の瞬間の撮影成功」は僥倖でしたね。
ビデオの「時間切れ」がもう10分早ければ「きょうは諦めた」ということで終わっていたはずですから。
せっかくの瞬間を”ちょっかいアマゴ”が 邪魔しているのが惜しい・・・「惜しい」というのは人間側の論理で、この”ちょっかいアマゴ”もずっと長い間粘り強くしつこく(あわよくば多少なりとも自分の精子で受精させ何とか自分のDNAを残せないかと)”ちょっかい”を出し続けていたのだから、その瞬間にカメラの中にいるのは「しょうがない」。
横からしゃしゃり出ての無知なる者の「解説」ですが、多くの人は知らないと思うので以下。
産卵瞬間映像(動画)で、鮮やかな橙色の模様のあるのがサツキマスの雄、その向こうの(ちょっと色がぼやけていますが)薄いグレーに桃色の模様のあるのがサツキマスの雌。


添付写真の左で手前にいるのが雄、右で手前にいるのが雌です。
水中カメラを設置した場所をそのあたりの川全体ごと撮った写真を貼付します。

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産卵行動をしているサツキマスをよく見て、水中カメラでその場所を捉え、ケーブルで崖の途中のモニターに繋ぎます。川の端に人影があったのではサツキマスは安心して産卵はできませんから。

待っている間にも、主宰者がいろいろなお話をして下さいました。
小学生の一団も見にきていました。「時間」で帰ってしまった、惜しかった・・・・
何時間も粘って、『もう終わりにしよう』と、観察している人たちの注意が、すでに片づけの支度にかかったとき、まさに”最後の一瞬”で産卵場面を捉えることができました。
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