涸れた今川 「小さな命」救出作戦へ |
11月17日に、岐阜県美濃土木事務所からNPO法人「ギンブナの会」に、協力依頼があったそうです。
岐阜県としても放置できない、という認識に至ったようです。
根本的解決にはほど遠い(今川に水が戻るわけではない、今川へのダメージは続く)けど、「何の問題意識もない」「何もしない」よりはずっと良い。
これは、積極的に発信し、「世論」を作った地元の活動の小さな「勝利」。
岐阜県の報道発表が、岐阜新聞の記事の「後出し」になっていることに、この件のある意味では特徴が表れている。
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http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/hodo.html
今川における魚類および水生生物保護活動について
http://www.pref.gifu.lg.jp/kensei-unei/kocho-koho/event-calendar/gyoji/kasen/imagawa.html
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岐阜新聞 2010/11/18
枯れ川、孤立の魚助けて 関・今川の水たまりhttp://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20101118/201011180917_12182.shtml
写真:枯れ川状態の今川で最後の水たまりに残った魚たちの救出作戦が行われる今川
橋付近=関市下白金(須田道康さん提供)
関市千疋で長良川から分流する今川に最後に水が流れて2週間以上がたち、最後に
残った水たまりに取り残された魚を救うのに協力をと、県美濃土木事務所が呼び掛け
ている。
今川は8月の大雨で長良川にある導流堤が一部流失して以来、枯れ川状態。今川橋
の橋脚部付近に残った水たまりに多くの魚影があり、地元の自然保護団体などから
「小さな命を助けて」と対応を求める声が上がった。
このため、同事務所主催で21日午前9時からバケツリレーで魚たちを長良川に戻
す作業を行うことにし、多くの市民にボランティア参加を呼び掛けている。
当日は今川橋下流左岸側河川敷に集合。水たまりの魚をタモなどでバケツにすく
い、軽トラックで長良川に運ぶ。今のところ同事務所職員や導流堤復旧工事の請負業
者、自然保護団体メンバーらが参加し、県博物館学芸員が魚の観察を指導。予定は正
午まで。誰でも参加できるが、バケツと長靴などの持参が望ましいという。
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(弊ブログ)
11月9日 涸れた今川を見る会-追記 [2010-11-16]
http://tokuyamad.exblog.jp/14991305/
11月9日 涸れた今川を見る会-3 [2010-11-14]
http://tokuyamad.exblog.jp/14976129/
11月9日 涸れた今川を見る会-2 [2010-11-13]
http://tokuyamad.exblog.jp/14970238/
11月9日 涸れた今川を見る会-1 [2010-11-12]
http://tokuyamad.exblog.jp/14964154/
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11月19日の青空。
