愛知県知事選告示 |
本日(1月20日)、愛知県知事選が告示された。
立候補したのは、届け出順に、いずれも無所属の元自民党衆院議員大村秀章(50)=減税日本推薦、公明県本部支持=、元総務省課長補佐の重徳和彦(40)=自民県連推薦=、元総務省官房審議官御園慎一郎(57)=民主、社民、国民新推薦=、医師土井敏彦(64)=共産推薦=の4氏とみんなの党の医師薬師寺道代氏(46)。
中日新聞 2011.01.20夕刊
愛知県知事選告示 5氏、乱戦火ぶた
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011012090083022.html
紙媒体の中日新聞夕刊の見出しには「60年ぶり乱戦 告示」とあった。
なるほど、そういえばこの60年間は、「保守vs革新」だったり「相乗り」だったり「二大政党」だったりしたのだった・・・。
毎日新聞 2010.01.20
愛知知事選:告示 新人5人が立候補届け出
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110120k0000e010006000c.html
愛知知事選:投票率向上に期待 激戦と「トリプル」で
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110120k0000e010059000c.html
◇ ◇
告示に先だって「愛知県は導水路事業に公金を支出するな!」という住民訴訟を起こしている「導水路はいらない!愛知の会」は立候補予定者アンケートを行い、回答をホームページにアップしている。
導水路はいらない!愛知の会
http://www.dousuiro-aichi.org/
2011/01/11 木曽川水系連絡導水路事業に関する公開アンケート:「愛知県知事選挙」予定候補者からの回答です。(pdf-18KB)
導水路事業を推進するという現愛知県知事(神田真秋氏)の立場と一致するのは「神田後継」の重徳和彦候補だけだが、その重徳氏もこの公開アンケートでは「推進」を主張しているのかどうか曖昧である。
あとの4名は「見直し」か「中止」の立場。
「『徳山ダムができちゃったから』導水路(を建設する)」は人気がない、票にならないということだろう。
この導水路事業は、「利権」にすらならない。「徳山ダムを推進した人々のメンツを立てる」「お上は間違っていなかったと言い募る」ことが目的だとしか言いようがない。
こういうのは今は攻撃の対象にしかならない。
昨年12月22日の「「第1回 木曽川水系連絡導水路事業の関係地方公共団体からなる検討の場 幹事会」での愛知県(県土整備部長)の発言は、新知事誕生後の次回の「検討の場 幹事会」では維持できないように感じる。
弊ブログ
導水路事業も「検討の場」 [2010-12-23 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/15210493/
とはいえ、「見直し」「再検討」はまさに言葉通りであって、「見直し=中止」ではない。同日投票となる名古屋市長選の結果とも相俟って、まさに「これからが勝負、気が抜けない」情勢となっていくだろう。
◇ ◇
大寒。木蓮のつぼみは膨らみはじめた。
