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3月16日。荒崎水害訴訟控訴審口頭弁論。
高裁の裁判長が、控訴人(原告)側の申請した証人に関心を示しました。過度の期待はしませんが、「聞く耳持たず的」態度ではなくて良かった。
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18日締め切りで、中部地整が設楽ダム建設事業のパブコメを募集していました。
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検証対象ダム事業の関係地方公共団体からなる検討の場
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_kentou/index.htm『パブリックコメント(意見募集)について』
国土交通省中部地方整備局では、ダム事業の検証に係る検討に関する再評価実施要領細目に基づき、検証の検討を進めております。
検証に係る検討を実施していくに当たっては、科学的合理性、地域間の利害の衡平性、透明性の確保を図り、地域の意向を十分に反映する措置を講じる必要がございます。その一環として主要な段階でパブリックコメントを行い、広く意見を募集することとなっております。
つきましては、今後の検討の参考とするため、意見募集要領のとおり、広く意見を募集します。いただいた御意見については、内容を検討の上、参考にさせていただきます。
設楽ダム建設事業
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「いただいた御意見については、内容を検討の上、参考にさせていただきます」・・・この文章は、開かれた議論の場は一切もたない、一応聞き置くだけ、ということのことの宣明としか思えません。
とはいえ、地元運動団体から「パブコメ、出して下さい」の呼びかけもあり、何とかぎりぎり17日に不出来なものを出しました。
設楽ダムパブコメ(近藤) PDFファイル
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota4/shitarapubcome.pdf
洪水対策は超一般的、利水はパス。流水の正常な機能の維持についてだけ、あまり他の人が書きそうもないことを少し書きました(導水路の「異常渇水対策」とも関連するので)。
以前の予定では、3月13日・14日に、中部地整の資料に少し真面目に目を通して書こうと思っていました。
しかし、3月11日以降の一連の事態の中で、全く集中できないまま、「戦闘意欲喪失」。
このまさに未曾有の災害を受けて、不要不急なダムにお金をかけるような話がまだ「あり」なのかぁ? あほらしい。
国交省は、福島県藤沼ダム(藤沼貯水池)の決壊の検証を先にして欲しいものです・・・と思っていたら、国交省資料のサイトを見つけて下さった方がいました。
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国交省による「東北地方太平洋沖地震 ヘリ調査報告」を見つけました。
下記サイトのp.8とp.9をご覧ください。
http://www.nilim.go.jp/lab/bbg/saigai/h23tohoku/110314sabo.pdf
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