「第2回木曽川水系連絡導水路事業・・・検討の場(幹事会)」開催の記者発表 |
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水資源機構中部支社 2011.04.22(記者発表)
第2回木曽川水系連絡導水路事業の関係地方公共団体からなる検討の場(幹事会)の開催について(記者発表)
http://www.water.go.jp/chubu/chubu/110422kensyounobakanjikaikaisai[2].pdf
第2回 木曽川水系連絡導水路事業の関係地方公共団体からなる検討の場(幹事会)
1.日 時:平成23年4月27日(水)13:30~
2.場 所:愛知県女性総合センター(ウィルあいち)1階 セミナールーム1及び2
(愛知県名古屋市東区上竪杉町1番地)
3.議事(予定):事業等の点検、複数の対策案の立案 等
-以下略-
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4月22日(金)は、統一地方選の後半戦のさいちゅう。
週が明ければ連休前。
こいうタイミングでねぇ・・・油断も隙もあったものではない!!
昨年12月の第1回 検討の場(幹事会)では、愛知県は「推進」一本槍だった。「見直す」と公約した新しい知事に交替してから、まだ明確な態度表明、方針提示はない。
「利水者としての愛知県のお考えは前に聞きました/行政の継続性」とばかり、第1回の延長で粛々とやっていく、ということなのだろうか?
設楽ダム「検討の場」は2回目で”複数の対策案”を出して意見募集を行った・・・論ずるに値する”複数の対策案”とは思えなかった。
木曽川水系連絡導水路事業は「『徳山ダムができちゃったから』、徳山ダムの水を木曽川に流す」事業である。
要るか、要らないか、だ。「代替案」というのは考えられない。
洪水対策は一切関係ないし、重要な利水者である名古屋市は、市長が「要らない」と意向を示している。長良川河口堰の水も余らせている愛知県も、需要が発生するはずがない。
冷静、客観的にいって要らない(使う当てのない)都市用水の導水事業に「代替案」など考えるのも無駄。
「できるだけダムに頼らない治水」「今後の治水対策のあり方」議論とどう関係するのかさっぱり分からない(対象事業にしたのが「どうかしている」)。
「徳山ダムの水を木曽川で使うには導水路が要る」などという結論を出すために、この「検討の場」を進めていくのだろうか?
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