続:大西暢夫さん、21日に報告会 |
岐阜新聞にも載りました。
☆ 岐阜新聞 2011年05月17日10:53
被災地の空気伝えたい 写真家大西さん、21日に取材報告
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20110517/201105171053_13893.shtml
【写真】東日本大震災の緊急取材報告会を開く写真家大西暢夫さん=岐阜新聞本社
●池田町の喫茶店で
東日本大震災の被災地の写真や映像を撮り続けている写真家大西暢夫さん(42)=揖斐郡池田町=が、21日午後2時から同町八幡の喫茶「ブルースカフェ」で被災地の緊急取材報告会を開く。入場料2000円は全額、義援金として寄付される。
大西さんは旧徳山村を取材した一連の著作が有名だが、チェルノブイリ原発事故現地を取材した本橋成一監督のドキュメンタリー映画「ナージャの村」(1997年)で写真を担当。地震と津波に原発事故が重なった今回の大震災に心を痛め、これまでに茨城県から岩手県までの太平洋沿岸約600キロの被災地や福島原発事故で避難を強いられた地域に繰り返し足を運び、取材を続けている。
当日は被災地や人々の表情をとらえた写真を映しながら大西さんが解説。DVD化された「ナージャの村スライド版」も上映する。
「たかだか車で10時間余りで行ける現場でとんでもないことが起きている。自分にできるのは写真を義援金に換えること。写真や話を交えながら現場の空気を少しでも知ってほしい」と企画。記憶を風化させないために、月1回ほどのペースで報告会を重ね、それぞれ関わりのある現地に寄付していくという。
予約は毎日午後6時30分~10時に同店へ。電話0585(45)1950。