岐阜の小水力と発・送電分離 |
原発への逆風と相関して、自然再生可能エネルギーへのシフトが(官民挙げて)称揚されている。結構な話だ。
岐阜県は、(いろいろ問題があるものの)一応ここまでは言ってる。
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☆最近の会議
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http://www.pref.gifu.lg.jp/sangyo-koyo/kigyo-ritchi-shien/chusho-kigyo-shien/shinene-shinsangyo/
岐阜県省エネ・新エネ推進会議を開催しました。(6月1日)
※資料はこちら 次第 資料1 資料2 資料2の2 資料2の3 議事録要旨
岐阜県は水が豊かな地であり、また山間地が多いことから小水力発電ポテンシャルは相当に大きいと思われる(感覚的には下の環境省発表より大きいような気がする)。
環境省
平成22年度 再生可能エネルギー導入ポテンシャル調査報告書
http://www.env.go.jp/earth/report/h23-03/index.html
下のような団体のホームページにも岐阜県内での取り組みがさまざまに発信されている。
全国小水力利用推進協議会
http://j-water.jp/conference/
6月15日の中日新聞岐阜県版に下のような記事が載った。

この記事中に「専用の街路灯付きで」とある。
なぜ街路灯なのか?なぜ夜間にしか使えないのか?
今の制度のままでは、この規模の発電設備は普通の送電線で電力を送れない(普通の過程で普通には使えない)からである。
二重三重にモッタイナイ。
電力の地域独占が、小規模な地産地消型の電力の普及を阻んでいる。送電網という社会的インフラを私企業が独占する、そんなことが未だに堂々とまかり通っていることが不思議である。皮肉を込めてこれを国家独占資本主義という、ということか?
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