続・愛知県「長良川河口堰検証」公開ヒアリングに中部地整が噛みついた |
6月23日の中日新聞朝刊の記事。

記事中にも「異例の」との表現があるが、異例を通り越してもはや「暴投」の部類であろう。
およそ役所同士というもの、お互いがやっていることが癇に障ってもおおっぴらには言わないのがお互いの「礼儀作法」(※)。内々の問い合わせや打ち合わせもなく、いきなり記者発表→ホームページ掲載というのは「穏やかではない」。愛知県の事務方も”面白くない思い”をしたに違いない。
※ この「礼儀作法」を承認しているわけではない。これが縦割りや思考停止を生む、ろくでもない流儀だと思っている。だが、その「礼儀作法」を一足飛びに破ってみせたのがコレか?
20110622中部地整記者発表
平成23年6月8日に愛知県が開催した「長良川河口堰検証公開ヒアリング」の資料について
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2011/06/0628.html
資料
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2011/06/0628.pdf
受け取りようによっては「公開ヒアリングで意見を述べる人への圧力=国交省中部地整の意に染まないことを述べたら公然と非難するから覚悟しろ、という恫喝=行政による言論妨害」である。
・・・とはいえ、この記事を見て「中部地整の言い分が正しい」と考える(新聞)読者はほとんどいないであろう。
国交省中部地整は、こういう行為で何を獲得したかったのだろう????
(深読みクセのついている私は、単純に「中部地整がバカをやった」とは思っていない。渦を巻くさまざまな思惑の挙げ句・・・・)
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中部地整が「いきなり」をやったのは今日(23日)の第2回「長良川河口堰検証」公開ヒアリング&PTに間に合わせたかったから。

公開ヒアリングは聴きにいくに値するものであった(特に大橋亮一さん)。
★ 第2回公開ヒアリングメンバー
秋田 清音 赤須賀漁業協同組合代表理事組合長
大橋 亮一 サツキマス漁師
神谷 明彦 東浦町議会議員
平野 久克 NPO法人木曽三川環境保全機構理事長(元長島町長)
PTはどうだっただろう??・・・うううむむむ。
この「検証」全体の足を引っ張ろうとするメンバーがその正体を現しつつある。
時間の区切りを強調しすぎると危ういかも~。
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