河川局は消滅したのか? 太ったのか? |
以下単なる呟き・感想。
7月1日、旧内務省以来の「河川局」がなくなった・・・伝統の名称がなくなるのだから「おおごと・大事」のような気もするのだが、何の前触れもなく、また国土交通省全体のームページにも載らなかった。で、私は数日間は「知らなかった」。
国土交通省河川局は”お気に入り”に登録してあった。 http://www.mlit.go.jp/river/ クリックして開くと見慣れたトップページがどことなく変化していた。よくみたらの上のほう「河川」だった部分が「水管理・国土保全」となっている。「ンン?」と思ってまたよくみたらたらそっと下のものがあった。
「水管理・国土保全局」の発足について
http://www.mlit.go.jp/river/basic_info/soshiki/kaihen/aisatsu.pdf
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このたび7月1日より、水関連行政を一元化することにより水管理と国土保全を一体的・総合的に推進することを目的として、河川局、土地・水資源局水資源部及び都市・地域整備局下水道部の組織を統合し、新たに「水管理・国土保全局」が発足いたしました。
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地味な扱いである。
水資源部(水部 みずぶ)のあった旧土地・水資源局、現土地・建設産業局はトップページの「土地・水資源」を「土地・建設産業」に変えただけ、”お知らせ”もないし、リンクも旧来のまま、つまり水部のリンクがそのままくっついている。
下水道部のあった旧都市・地域整備局は都市局となったが、扱いは(水管理・国土保全局より)一層地味。
都市・地域整備局の組織再編(都市局の設置)について
http://www.mlit.go.jp/common/000160594.pdf
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★ 2003年、「河川局と水部の間には高い壁があるのね」と言ったら「壁ではなくて道路(=水部は分館にあるから)」といなされました。
この溝のようなものは埋まるのでしょうかね。
とあるMLに感想を投げたら
☆ 水部との間は道路かもしれませんが、都市・地域整備局下水道部との間は、水を奪い合う関係で、壁がある、あるいは不倶戴天の敵です。
それを、自らの一部門としたのですから、河川局は、水資源部も吸収したうえ、国土交通省(旧建設省)の中で、都市・地域整備局との権限争いの内部戦争に勝利して、完全に水行政を支配下においたことになる。あとは、環境省が握っている地下水(地盤沈下)が残されているだけか。
という感想が返された。
ナルホド不倶戴天の敵か・・・。”お知らせ”のの扱いの差を見ると「太ったほう、削られたほう」の差であるようにも見える。
「河川(局)」伝統の名を捨てて実をとた、ということか。
ちなみに地方整備局「河川部」は変わっていない。以前は本省水部→地整企画部のラインだったものが一本化された?やっぱり太ったか。
水部についていうと、元国土庁水資源部という形で農業利水も管轄していた部門を吸収して「(元)河川局が農水を手にするための橋頭堡を築いた」という感じを受ける。農業利水が「聖域」である現在の状態が良いとは思っていない*のでビミョウ。
(* 木曽川水系は、農水の既得水利権の切り下げと木曽成戸地点の確保流量切り下げで「導水路(徳山ダム)も、長良川河口堰も全くいらない」ことが満天下に明らかになる)
「河川官僚」という呼び方は今度はどうなる「水管理・国土保全官僚」ではサマにならない。
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2003年5月6日。塚集落跡にあった「塚集落家並図」石碑。今は遙かに高い位置(当然にも徳山ダム湖面の上)にある。


