「長良川河口堰検証」 8月2日 |

8月3日の新聞記事。 朝日新聞と中日新聞岐阜県版

愛知県「長良川河口堰検証」
http://www.pref.aichi.jp/0000042436.html
↑ 8月2日の配付資料も載っています。
議論が本格化していうとともにガチンコならではの思わぬ発言も聴けたりして面白いです。傍聴者発言の機会もあります。可能な方は是非傍聴を。
☆ 山内克典・岐阜大名誉教授のプレゼン資料
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43906/04_1-1yamauchishishiryou.pdf
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43906/04_1-2yamauchishishiryou.pdf
☆ 蔵治光一郎委員の「長良川河口堰検証プロジェクトチームにおける、中部地方整備局への質問事項」を、中部地方整備局がどう扱うか大いに関心あり。(※)
長良川河口堰検証 第2回専門委員会
資料6蔵治委員提出資料
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43906/06_1shitsumonjikou.pdf
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43906/06_2tenpu1.pdf
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000043/43906/06_3tenpu2.pdf
☆ 木曽川フルプラン地域での水余り問題。
行政側の水需要予測の破綻は明白で、もうどんなにいじってみても「水余り、長良川河口堰も徳山ダムも要らない」ことが明らか。そこで1990年代後半に「ダム等施設実力調査」というものをやり出しました。
「木曽川水系の既存ダム(河口堰)は、利水において、公称の実力はない」
公称の実力がないものを売りつけた側が、「実はあれは水ぶくれ、NETは足りないからもっと買え、高い追加を買え」と押し売りする。
売り手が国、買い手が「税金から払ってしまうのだから高い買い物でも構わない」という感覚の自治体、というのだから成り立つ構図。納税者はもっと怒って良いはずです。
徳山ダムは国が「既存(水資源)施設の実力不足」を喧伝し始めてから、なおも事業費増額をやってのけて造った巨大水資源施設です。
徳山ダムの水を引っ張る木曽川水系連絡導水路。
今「長良川河口堰での都市用水取水は絶対必要、新たな施設(=導水路)が必要」というときは、この「少雨化によってダムの供給可能量も大きく低下少雨化傾向」を持ち出さないと理屈の対面も保てません。
しかし、この「少雨化傾向」「実力不足」はイロイロな意味でおかしい、アヤシイ。
「事実誤認」なのか「作られた事実」なのか?
ずっと長い間、国・事業者側から、真っ当な説明がなされていません。
是非説明を聞きたいものです。
※ 中部地整の側が「乱入」してきたのだから、無視するってことはないよね??
弊ブログ
•愛知県「長良川河口堰検証」公開ヒアリングに中部地整が噛みついた[2011-06-22]
http://tokuyamad.exblog.jp/16168577/
•続・愛知県「長良川河口堰検証」公開ヒアリングに中部地整が噛みついた[2011-06-23 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/16174239/
8月中に集中的に開催される専門委員会で、富樫VS中部地整の議論が聴けるかも、と小耳に挟みました。楽しみです。
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