徳山水力発電所 パンフレット |
8月20-21日 恒例:徳山村キャンプの下見(8月10日)
http://tokuyamad.exblog.jp/16403805/
発電所工事の様子を眺めたが、その場に図などがなくて(※)、今一つ分からない・・・。中部電力(株) 徳山水力建設所に電話して、パンフレットを貰った。
原発礼賛とか、(大規模水力発電が)環境に優しいとか噴飯モノの部分は飛ばして、いくつかの断片をアップする。
※ ダム堤頂の柵に貼ってある、ということだが、気づかなかった。
徳山ダム管理所の会議室に展示パネルがあるそうだ。
2009年10月に発電所工事に着手。2014年完成予定。
2004年の事業実施計画変更のとき、発電型式を揚水発電から一般水力に変えただけでなく、40万kWを15.3万kWへと縮小した(当時の徳山ダムの発電事業者は(株)電源開発)。一般的には「技術的に可能な最大能力」を追求する。なぜこのときはおよそ8分の3に縮小したのか? 電話で聞いたが、あまり要領を得なかった。
取水の呑み口を選択取水塔に限ることにしたことと関係するらしいが・・・(最大で100m3/S)
話の途中で「徳山ダムの洪水調節機能ガ拡大した。ダム容量を譲リ、最低水位も下がった(から最大出力を縮小した)」かのようなモノイイに、私はカリカリ。
2004年の事業実施計画変更で揖斐川の洪水調節計画まで変えたのは、明らかに河川法16条の2の潜脱。
発電専用容量は11,400千m3のまま変更はない。最低水位は367.5mから363.5mに、洪水調節容量は100,000千m3から123,000千m3になったが、発電能力を8分の3に落とすほどの差ではない。
根拠もない「正義の味方、中部電力」みたいな神話が中電社内には根付いているのだろうか?
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