石木ダムはいらない!全国集会-5- |
承前
24日、長崎県庁に申し入れ行動。
★ KTN(テレビ長崎)
http://www.ktn.co.jp/news/
石木ダム反対派が県に建設撤回の申し入れ書
東彼杵郡川棚町に計画されている石木ダムの建設に反対する住民などがきょう県庁を訪れ、ダム建設の撤回を求める申し入れ書を県に提出しました。
県庁を訪れたのは石木ダムの建設に反対する地権者や支援者など18人で、まず、建設の撤回を求める決議文を読み上げました。
【申し入れ書読み上げ】「人々の暮らしを破壊し豊かな自然を水の底に沈めてまでダムは必要ありません。石木ダムは全く必要ありません」
そして、県の担当者に申し入れ書を提出しました。石木ダムは佐世保市の水不足の解消などを目的に、県と佐世保市が東彼杵郡川棚町に建設を計画していますが、家屋の移転を伴う地権者13世帯が、依然、反対の姿勢を崩していません。佐世保市ではきのう、石木ダムの建設に反対する大規模な集会が開かれ、県の内外からおよそ500人が集まりました。集会ではダム計画を独自に検証した市民団体が「県などが建設の根拠としているデータは現実と一致しておらず、人口の減少や漏水対策が進むなかダムは必要ない」と訴えました。建設反対派と県側のきょうの話し合いは2時間半に渡りましたが終始、怒号が飛び交い平行線をたどりました。
石木ダム絶対反対同盟 岩下和雄代表「新しいデータに基づいて(検証を)やりなさいよ、古い」「検証の意味が無いでしょ」 県土木部河川課 川内俊英企画監「代替案を含めて詳しく検証した」
石木ダムについて、県は土地の収用を可能にする事業認定を国に申請していて、再検証の結果も「ダムは必要」との結論を出しています。また、きょうは副知事や佐世保市長などが上京し国に建設推進の要望を行っていて、反対派との溝はいっそう深まっています。
★ NBC長崎放送
http://www.nbc-nagasaki.co.jp/news/nbcnews.php
石木ダム建設計画撤回申し入れ
長崎県と佐世保市が川棚町に計画している石木ダムの建設計画について、計画に反対する地権者らが24日、計画の白紙撤回を長崎県に申し入れた。申し入れを行ったのは計画に反対している建設予定地の地権者とその支援者およそ20人。石木ダム事業をめぐって、県は国の要請を受けて事業の再検証を行い、他の案よりも事業を継続した方がいいと判断、今年7月、国へ建設計画の継続方針を報告した。しかし、反対地権者らは約600人が参加する集会を23日開き、ダム建設の必要性はないとの決議文を採択、24日、県へ計
画の撤回を申し入れた。申し入れのなかで地権者らは、自分たちが反対しているにもかかわらず建設するということは、土地を強制収用するのかと怒りをあらわにした。県の担当者は、申し入れ内容を知事に伝え、改めて回答するよう努めたいと答えるにとどまった。
◇ ◇
長崎県庁内の食堂で昼食を摂って皆様とお別れ。
14時21分長崎駅発の「かもめ」で博多にむかった。
そうかぁ、長崎駅は長崎本線のどんづまりだったぁ。
◇ ◇
一般的には「元気を貰う」という表現は好きではないが、今回の3日間の旅は、現地の人たちから字義通り「元気を貰」った3日間であった。
終わり