続・国交省・水資源機構の「報告書」批判会見 |
国交省中部地整・水資源機構中部支社が、11月17日に愛知県の長良川河口堰検証専門委員会報告書に噛みつく記者会見を行ったことを報道で知り、ブログに載せた。
国交省・水資源機構の「報告書」批判会見[2011-11-18]
http://tokuyamad.exblog.jp/16842142/
その際、中部地整のHP「記者発表資料」を探したが、くだんの記者会見資料は載っていなかった(今も載っていない)。
去る11月30日に桑名市で「長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関する意見交換会」が開催されたことは知っていたが、なかなか資料がアップされず・・・・やっとアップされた。
国土交通省中部地方整備局河川部のHP
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/index.htm
↓
中部地方ダム等管理フォローアップ委員会
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/index.htm
↓
長良川河口堰の更なる弾力的な運用に関するモニタリング部会に関する意見交換会(平成23年11月30日開催)
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/nagaragawa_ikenkoukan03.htm
この意見交換会の資料として、11月17日の記者会見資料が載っている。(ヘン!)
【11月17日記者会見資料(中部地方整備局・水資源機構)】
長良川河口堰の運用に関する基本的な考え方(PDF 494 KB)
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/pdf/kihonn.pdf
長良川河口堰の運用に関する基本的な考え方 説明資料(PDF 2.78 MB)
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/pdf/kihonnsetumeisiryou.pdf
「基本的な考え方」????・・・11月18日付けの新聞記事では、記者会見の内容明らかに長良川専門委員会の報告書に噛みつくものであったはず。
だが、この記者会見資料は、全くもって「報告書」の反論になっていない。
ずっと以前から国交省中部地整・水資源機構中部支社が繰り返し唱えてきたことの繰り返しにすぎない。「報告書」ではっきりと指摘されたことについては、1992年に土木学会で評価された(お墨付きを貰った)、などと、時間的にも内容的にもピンボケにずらしてすり抜けようとしている。
そもそもこの愛知県の長良川河口堰検証に対して過剰反応をし、自らのHPで「場外乱闘」を仕掛けたのは中部地整である。
・中部地整 記者発表資料 (2011年)6月22日
平成23年6月8日に愛知県が開催した「長良川河口堰検証公開ヒアリング」の資料について
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2011/06/0628.html
http://www.cbr.mlit.go.jp/kisya/2011/06/0628.pdf
・弊ブログ
愛知県「長良川河口堰検証」公開ヒアリングに中部地整が噛みついた[2011-06-22 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/16168577/
続・愛知県「長良川河口堰検証」公開ヒアリングに中部地整が噛みついた[2011-06-23 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/16174239/
そして、この「意見交換会」でも
【愛知県「長良川河口堰検証プロジェクトチーム」について】
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/pdf/nagarapt.pdf
という報告をし、11月14日の「中部地方ダム等管理フォローアップ委員会」に出した資料も重ねて出している。
【愛知県の「長良川河口堰検証専門委員会報告書(案)」について(PDF 146 KB)
http://www.cbr.mlit.go.jp/kawatomizu/dam_followup/pdf/fu_iinnkaihoukokusyo.pdf
中部地整は、ここまで「報告書」にツッコミをかけるなら、外野で喚くたぐいではなしに、自らの責任で、合同会議又は連続公開討論会をもつようにするべきではないか。
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