続・続・長良川河口堰PT 報告書提出 |
- 知多半島の水-
(承前)
★ 中日新聞 2012.01.26
知多半島の住民も動き出している。
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『長良川河口堰の開門で、知多半島の飲み水を元の木曽川に戻そう!!』
と き 2月4日(土)午後1時から4時
ところ アイプラザ半田 第一会議室
参加費 無料
講演 法政大学文学部教授 伊藤達也 先生
(河口堰検証専門委員会メンバー)
主催 長良川河口堰の水を考える住民の会
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長良川最下流、河口堰よりほんの少し上流の長良導水取水口。ここから知多半島の水道水が取水されている。
一見して「これは人の口に入る水道水源としていかがなものか」と思う。
•強行軍!「ALL木曽三川(中・下流部)『問題』」見学ツァー -①[ 2009-10-30 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/12220744/
他に水源がないのではない。
知多半島では、かつては木曽川で工業用水用に確保されたが使っていない水を「暫定水利権」として水道用水に使っていた。
ところが河口堰完成後、「長良川河口堰で新たに水道用水としての水を確保したから、暫定水利権は(工業用水のために)返上する」として、長良川河口堰の水へと切り替えられてしまった。不味くて不安な水を押しつけられたのだ。
しかし、返上された工業用水は使われていない。使われる見込みもない。
「元の水に戻せ」という住民の願いは当然である。
上の中日新聞の記事中の東浦町長の神谷明彦さんの談話では、神谷町長は水道水源を長良川から木曽川に戻すことにネガティブなのか、と読めてしまうが、そういうことではない。
昨年6月23日の長良川河口堰検証PTの第2回公開ヒアリングでの神谷氏の資料。
長良川河口堰検証>>第2回公開ヒアリングの開催
http://www.pref.aichi.jp/0000042912.html
>> 資料3 神谷明彦氏資料
http://www.pref.aichi.jp/cmsfiles/contents/0000042/42912/04_3kamiyashishiryoushiryou3.pdf
p3で「知多半島の水道水の水源を長良川河口堰から木曽川に戻したい」とはっきり示している。
(神谷氏は、2009年12月、第3回木曽川流域圏シンポジウムで「知多半島の水道水の水源を長良川河口堰から木曽川に戻したい」をテーマに報告している。
http://kamiya-a.cocolog-nifty.com/turezure/2009/12/post-5c44-1.html
「 ・(主観かもしれないが)木曽川の水はおいしい。
・(長良川河口堰の水が有害と言うつもりはないが)河口よりも中流域の水のほうがきれいに決まっている。
なのに、どうして河口堰の水を飲まなきゃいけないの。
人の口に入る飲料水には、きれいでおいしい水を優先すべきでは。」 )
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