番外編:311さよなら原発パレードと”風船飛ばし”プロジェクト |
2011年3月11日の大地震。
大垣でも揺れたらしいが、私はバスに乗っていて気づきませんでした。バスを降りてから立ち寄ったお店で「大地震らしい」と聞き、帰宅してテレビをつけました。
仙台市若林地区を襲った津波の「実況中継」を見てしまいました。
高い高い津波の水の壁、黒々とした波。
茫然と画面を見つめていました。
そして福島第一原発事故。「燃料損傷」の情報はすぐに広がったのに、政府はそれを曖昧にしたまま「ただちに健康に影響はない」を繰り返すばかり。後に明らかになったSPEEDIの情報隠しといい・・・ 「政府は国民を守らない」ことがまたはっきりしました。
3月20日に名古屋の中部電力本社に行った顔見知りが繋がって、岐阜で脱原発パレードを行おうと話になりました。611、911、1211と回を重ねて、1年が経ちました。
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311の”さよなら原発・ぎふ”パレードは、800名が参加した(水膨れ「主催者発表」数字ではない)。





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岐阜は福井の原発の風下である(つまり放射能漏れがあれば住民は被曝する)ことは、スタッフは知識一般として知ってはいましたが、どうも周囲に確信をもって訴えきるだけの材料に乏しいという思いがありました。
そこで「311”さよなら原発・ぎふ”パレード」のプレ企画として、福井から風船を飛ばしてみたいよね、という話が持ち上がり、「ふくい・あいち・ぎふ・みえ 福井の原発からの風向き調査プロジェクト」という形で、3月3日に水晶浜から風船を飛ばしました。
ドンピシャリ、岐阜で多くの風船が拾われました。
TVや新聞でたくさん報道されて、これがプレ企画というよりメイン企画になってしまった感もあります。
さよなら原発・ぎふのブログ
http://ameblo.jp/611gifu/

3/3の水晶浜からの風船飛ばしの結果のとても分かりやすい地図。
地図を作製して下さった方のブログに。
いま・くり徒然のブログ
http://www.loftwork.com/imacre929/
ブログには新聞記事も載っているので、経緯も分かります。
地図はA3のpdfになっています。地図だけ取り出すと以下のURL。
http://www.loftwork.com/imacre929/files/2012/03/84cc1d99721a49e6386de17fec50d613.pdf
まずは岐阜にとって衝撃的です。
岐阜県民は(人口としても半数以上が)、福井の原発の「当事者」そのものです。
岐阜県は地元だ!


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3月3日は、私は水晶浜の風船飛ばしプロジェクトに参加できませんでした・・・ 東京で、参加したい会議があったもので。
経産省前脱原発テント村を訪ねました。

こうしてoccpyし続け、経産省の(国の原子力政策の)「喉に刺さった骨」であり続けることとの大事さを痛感するのですが、頻繁に訪問するのは無理・・・
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同じ時間に同じ金公園で、ツナフェスが開催されました。
みんなともだちtunagariフェスタ
http://tunagari.chu.jp/
気持ちがつながりました。いろいろな意味でコラボしました。
長良川市民学習会もブースを出しました。

4/1のチラシが1000枚近くさばけたそうです(私はパレードのスタッフのほうで忙しくて、ブースのほうは少し手伝っただけ)