「徳山ダムの今」-(6) |
パンフ表紙右
昨年5月、中部電力からパンフを送って貰っていたのを失念していた。
記事を書く時間がとれず、「御用とお急ぎではない」と棚上げにしているうちに、頭から消えていた。今さっき、捜し物をしていて、本棚にあったパンフを発見、記憶がよみがえった。
余談
ンタク!安倍内閣は、私達を「超多忙」の状態に追い込むことには確かに成功している…このままでなるものか!
このパンフから。
2013年5月のメモ
2004年の事業実施計画変更のとき、発電型式を揚水発電から一般水力に変えただけでなく、40万kWを15.3万kWへと縮小した(当時の徳山ダムの発電事業者は(株)電源開発)。一般的には「技術的に可能な最大能力」を追求する。なぜこのときはおよそ8分の3に縮小したのか? 電話で聞いたが、あまり要領を得なかった。
取水を選択取水塔からのもに限ったことと関係するらしいが・・・(最大で100m3/S)
話の途中で「徳山ダムの洪水調節機能ガ拡大した。ダム容量を譲リ、最低水位も下がった(から最大出力を縮小した)」かのようなモノイイに、私はカリカリ。
2004年の事業実施計画変更で揖斐川の洪水調節計画まで変えたのは、明らかに河川法16条の2の潜脱。
発電専用容量は11,400千m3のまま変更はない。最低水位は367.5mから363.5mに、洪水調節容量は100,000千m3から123,000千m3になったが、発電能力を8分の3に落とすほどの差ではない。
根拠もない「正義の味方、中部電力」みたいな神話が中電社内には根付いているのだろうか?
◇ ◇
パンフの中身、続き。
今年の株主総会(2014.6.26)でも、「自然エネルギー、水力発電」を連呼していたっけ。
巨大ダムを作り、公共物である河川水を収奪しまくる水力発電が「地球環境保全」だなんて戯言、いい加減にせぇ!
◇ ◇
この項、いったん終了。
関連記事をまたアップします。