再び「長良川」-その2- |
(承前)
•再び「長良川」-その1-[ 2015-01-16 23:42 ]
http://tokuyamad.exblog.jp/23565936/
世界農業遺産への登録"候補”となったこと、他方、岐阜市のレッドリストに「長良川のアユ」が挙がったこと、などで「長良川」「長良川のアユ」に注目が集まっている。
1月12日の長良川市民学習会の市民シンポは、ズバリ「長良川のアユ」。
事前の記事が岐阜新聞と中日新聞(岐阜近郊版)に載った。
2015年1月1日 岐阜新聞

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会場が100名定員なので、資料は100部準備したが、全く足りなかった。
慌てて資料の一部を30部刷り増ししたが、それでも足りず・・・結局、スタッフは資料を手にできていない。


長良川市民学習会 HP http://dousui.org/
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2015.1.13 中日新聞

2015.1.13 朝日新聞

岐阜新聞 2015年01月13日09:20
安易な鮎放流増に警鐘 長良川の鮎テーマに岐阜市でシンポ
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20150113/201501130920_24104.shtml

写真:「長良川のアユ」をテーマにしたシンポジウムで発言する郡上漁協の白滝治郎参事(中央)ら=12日午後3時49分、岐阜市橋本町、ハートフルスクエアーG
「清流長良川の鮎」の世界農業遺産登録への期待が高まる中、「長良川のアユ」をテーマにしたシンポジウムが12日、岐阜市橋本町のハートフルスクエアーGであり、郡上漁業協同組合の白滝治郎参事(57)と岐阜大地域科学部の向井貴彦准教授(43)=魚類生態学=が長良川の環境や放流の在り方について意見を交わした。
◆識者「他生物と共存を」
釣り具メーカーのテスターを務めるなど釣り師としても全国に知られる白滝さんは「源流から河口まで人間生活が張り付いているにも関わらず、おいしい鮎を育むのが長良川の素晴らしさ」と魅力に言及。ブランド化に成功した郡上鮎を例に、「(流域)全体に広めることは大切」と県などの水産振興策に期待した。
長良川の鮎を準絶滅危惧候補とする岐阜市版レッドリストの作成に関わる向井准教授は、県が漁獲増へ稚魚放流を増やす方針を示しているのに対し、「3倍放せば3倍捕れると思ったら大間違い」と安易な放流増に警鐘を鳴らし、「鮎だけを大切にしていては自然は無くなる」と他の生物を含めた環境保全を訴えた。
シンポは市民団体「長良川市民学習会」(代表・粕谷志郎岐阜大名誉教授)が主催。150人が熱心に聞き入った。
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続く