川内原発を止めて下さい/数日で10万名署名 |
宛先: 林幹夫経済産業大臣 と4人の別の宛先
川内原発を止めてください。
高木 博史 日本、岐阜県
https://t.co/dcocfS9lqX
4月16日夕方、岐阜の「もう黙っとれんアクション」のメーリスに高木博史・岐阜経済大学准教授の以下のような投稿があった。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
すみません。趣旨違いならお許しください。
本日は、「もの言う自由を守る会」に参加せず失礼しました。
私は熊本市の東区の出身で、実家はまだ熊本にあります。やや精神的に
参っておりまして、家で過ごしておりました。
高齢の親は何とか連絡が付き、県外へ避難しましたが多くの知人・友人たちが
まだ熊本・九州の各地で余震におびえながら生活しています。
にもかかわらず、安倍政権の閣僚たちは、川内原発を止めようとしません。
何かできることはないかと署名を立ち上げました。
川内原発は、今回の震源となった活断層とつながっている断層の上に建設されています。
大垣は水が美味しくひじょうに気にいておりますが、それも熊本の豊富な地下水にはぐぐまれた
経験がもとになっています。美しい故郷を放射能まみれにしたくありません。
よろしければご賛同いただければ幸いです。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
この署名はあっという間に広がった。16日23時には1万6000名を超え、 さらに17日22時には3万名を、19日午前0時15分には7万6000名を超えた。
◇ ◇
★4月20日付け中日新聞
◇ ◇
21日朝、高木さんは10万名の署名を内閣府に届け、衆議院第2議員会館で報告会(記者会見)を行った。
<内閣府で>
21日夜の高木さんの投稿。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
お世話になります。岐阜経済大学の高木です。
Change.orgというインターネット署名で「川内原発を止めてください。」という署名を呼びかけましたが、16日朝より始め、本日まで10万6000人以上の賛同者を集め、本日9:00より内閣府にて超党派議員連盟の原発ゼロの会共同代表近藤昭一さん(とその秘書官)、賛同者4名ともに、内閣総理大臣、経済産業大臣、内閣府特命担当大臣(原子力防災)宛に署名を届けました。
わずか5日足らずで10万名の賛同者を得たことは画期的なことであり、よろしければ、記事にしていただければと思います。
報告集会に配布した資料を添付いたします。
ご協力いただいたすべての皆様に感謝申し上げます。
この署名を取り上げてくれたのは、昨日の中日新聞、東京新聞(本日、ちょっと詳細はわかりません、特報というところらしいです)、本日の岐阜新聞、明日の中日新聞で取り上げていただけるとのこと。
朝日新聞大垣支局の記者は、接触がありました。後日取材を受ける予定です。
また、ネットニュース配信「アイデアニュース」
「帰れない故郷にして欲しくない」 熊本出身者、原発停止求める10万人署名提出
http://ideanews.jp/archives/20587
元朝日新聞の記者さんが独立して作った会社です。
あと、TBSのNステ(東京ローカル版)明日17:00ごろからあるそうです。見れませんが。
その他、民医連新聞、赤旗(明日15面予定)、日本消費経済新聞社などの取材がありました。
ご賛同いただいた方はもちろん、提出準備に際したくさんの方がたにお世話になりました。
ここに感謝申し上げます。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
<資料1> 署名提出時添付文書
2016年4月21日
安倍 晋三 内閣総理大臣 殿
林 幹雄 経済産業大臣 殿
丸川 珠代 内閣府特命担当大臣(原子力防災担当)殿
髙木 博史
川内原発を止めてください
私は、現在は県外在住ですが熊本市の出身です。
2016年4月14日及び4月16日に発生した震度7、震度6といった巨大地震及び百数十回を超える余震が続いています。
報道を見るにつれ、被害の状況が拡大し故郷の町が変わり果てた姿を見るに堪えません。
にもかかわらず、熊本県に隣接する鹿児島県にあり、今回の地震の震源となったと考えられる活断層上に建設されているといわれる川内原発は稼働を続けています。
万が一、福島第一原子力発電所のように事故が起きれば、九州全体が放射線の海と化することは想像に難くありません。
美味しい水と美しい自然に囲まれた熊本、そして九州のために川内原発の稼働の即時停止を決断してください。
ここに、2016年4月16日朝より始め、4月20日午前中までの署名98889名分の賛同者名簿と21350件のコメントを提出させていただきます。
尚、現在も署名は増え続けており、すでに10万6000名(4月21日7:00現在)を超えていることを申し添えます。
以上
<署名2> インターネット署名に関する思い
川内原発を止めてください
2016年4月15日(金)過ぎに外出先で、知人の連絡で熊本で地震があったことを知りました。震度は7、実家が熊本市であり震源は隣接する益城町といいます。高齢の両親が熊本在住であり、知人や友人たちの多くも九州に住んでいます。その揺れ自体が大きな動揺を生じさせました。その後も震度6、震度5といった強い揺れが頻繁に続いている状況がわかってきました。
まず、考えたのは両親の安否でしたが、その次に再稼働し始めた川内原発のことが気になってきました。福島第一原発の教訓はいかされるのか、当然、一旦停止されるであろうと考えていたにもかかわらずその期待は、見事に裏切られることとなりました。報道は、原発には異常なしということを伝えるのみです。
余震とはいえ震度3~5を記録する揺れが頻発している中で、活断層上に建設されているといわれる川内原発はかなり危険ではないのか、そうした思いが頭をよぎりました。
故郷に帰れなくなる不安から、次の日の朝7時ごろ、時々行っていたインターネット署名という手で何とか川内原発を停止させたいという思いを届けられないかと署名を立ち上げました。
最初は、鈍い出足でしたが午後くらいになるまでにはかなりの数の達し、2日足らずで約3万近い署名が集まりました。インターネット署名は、まだ必ずしも普及しているというわけではありませんが、立ち上げた自分も驚くほどのペースで集まったことに、いかに多くの人々が今回の状況下において原発が稼働していることを不安に思っているのかということを改めて感じました。
この署名を、安倍首相以下、経済産業大臣、原子力防災担当大臣に対し、国民の不安を軽減する対応として川内原発の即時停止を強く望む声として届けたいと思います。
高木 博史
◇ ◇
★4月22日付け中日新聞
◇ ◇