大垣警察市民監視事件と春・桜 |
・・・いえ、別にありません。
春になると桜を写真に撮って、ブログに上げたくなる、毎年のことです。
そして今年はは、たまたま大垣検察市民監視違憲訴訟に関する会合があったとき、桜が満開に近かった(いつもより5日くらい早い)、というだけのことです。
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2018.3.26 民科法律部会春季合宿
2018年3月26日-27日、民主科学者協会法律部会・2018年春季合宿が、岐阜市の老舗旅館「十八楼」で開かれ、26日の全体会で「大垣警察市民監視違憲訴訟を考える」として、山田秀樹弁護団長と原告の松島勢至さんが報告し、本秀紀先生からコメントを頂きました。フロアから、多くの先生方から示唆に富むご意見を頂きました。
長良川沿いにある十八楼近辺は、今町並みを整備して「川原町」として観光スポットになっています。
今は白壁の「お蔵」ふうの建物に収納されていますが、これは長良川の推移が高くなったとき、道路を遮断して堤防をつなげるための閘門が入っています。
いざとなるとこれを引き出して道路を遮断します。
毎年深夜の時間帯に煌々と照明を当てて、閘門締め切りの訓練をしています。
「川原町」は長良川の川湊の町でした。川に近くなければ意味がない。
巨大な堤防で川と市街地を画するようになったとき、「川原町」は全体が堤外地となりました。
閘門が締め切られるような洪水のとき、「川原町」は増水する川の側に取り残されます。
川とともに生きる住民が、それを選択したのです。
(もちろん避難する、ということも含めて「人の命」は守ります、当然)
川とのつきあい方として、これはなかなかのものだ、と私は思っています。
広場を通る水路(長良川本川に注ぐ水路)沿いに石積みと桜があります。
2018.3.27 大垣警察市民監視違憲訴訟弁護団会議
お昼の弁護団会議の後、遠方からいらした弁護士さんを案内してプチ花見。
まずは「奥の細道 結びの地」-船町。
また他の場所も含めて、いつも以上に染井吉野が白っぽい感じがします。