久しぶりに輪中館に行ってみました |
自転車で行ける範囲の「遠出」をしてみようと思い、久しぶり大垣市入方の輪中館・輪中生活館に行ってみた。
このブログでは
・続・岐阜県も踏み出せるか?-「洪水をある程度許容する」治水- [ 2013-08 -25 22:58 ]
https://tokuyamad.exblog.jp/20271127/
に若干載せているが、多分、それ以来訪ねていないと思う。
輪中館・輪中生活館の載っている公的サイト
・大垣市HP
http://www.city.ogaki.lg.jp/0000000609.html
http://www.city.ogaki.lg.jp/0000000062.html
・ 大垣市文化事業団
http://www2.og-bunka.or.jp/bunka/manage/waju.html
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「展示物の撮影禁止」という表示は見当たらなかったので、いくつか撮影させて貰った。
ただし、照明の関係でうまくは撮れない。



そうやって水田を作り、生産力を上げ、人の暮らしが繁栄してきたことは「悪くない」。
だが、それをもって、人間が川を自分らの都合で、どうにでも制御できるもの、と思い込んでしまったとしたら「大間違い」である。
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館内の展示コーナーには、展示に合わせて解説チラシのようなものが置いてある。
せっかくなので、これをまとめてPDFファイルにしてネット上に上げてみた。
各5Mb+アルファくらいの重さである。
輪中館資料
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota13/shiryoNo11-No13-2.pdf
水はけの悪い沼田の一部えを掘り上げた堀田。
”岩波写真文庫”の「岐阜県-新風土記-」(1957年発行と記憶している)で、堀田での農作業の写真をみた。
私の記憶の「岐阜県」は有名な鵜飼いよりも先に「輪中/堀田」である。
苗を運び、田植えの間浮かべておくための舟。

人力で水を上げ、田んぼにいれる器具。↓

上げ舟。

輪中生活館へ。
水屋のある古い地主の家(旧名和邸)を保存・改修して公開したもの。
門。



「つるべ井戸」ではない。土管の横から水が出る。
これは多分復元したものなので、現在出ている水が本当に自噴しているものかどうか確認できなかったが、少し掘り下げれば自噴する井戸が大垣にはいくらでもある(「杖を突いたら水が出る」)。つるべなどを用いて「汲み上げる」必要がなかったのだ。


門の塀沿いに南側に回って入り込んだ。
住居式水屋と凝った庭園がある。



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渡り廊下(どんど橋)。



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輪中館のそばに、輪中生活館の水屋以上に立派な水屋が見えた。





とても変わった花を咲かせていた。
宿り木のようにさまざまな木の幹にくっついて花を咲かせている。

この豪邸の持ち主の方、水屋と塀の手入れも大変だが、花の手入れも大変だろうな・・・
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