９／２３ 長良川の河口 桑名 でお話を聞く会（３）

９／２３　長良川の河口 桑名 でお話を聞く会（２）
https://tokuyamad.exblog.jp/30074081/
の続き。

加藤さんのご自宅前に集合。

　櫓を備えた建物は、国道１号線からも見える。
加藤さんは何度も強調された。
　「大災害のときには、行政は何もやらない、やれない。自分で生き抜く備えが重要だ。銀行に預けておくお金があったら、すぐに備えを始めるべきだ」

　備蓄用冷蔵庫の中を見せて頂く。大小合わせて１４の冷蔵庫があるとのこと。備蓄するものによって設定温度が異なる。

　災害があればボランティアで飛んで行く。
　小ぶりのコンテナの中に、ボランティア用グッズ（自活＋救援）がバッチリ。これをフォークリフトでトレーラーの荷台に載せて移動するのだそうだ。

自前の消防車も。

　らせん階段で上と行き来。

　周囲が浸水したときに比較的長期に生活するための部屋。階下とは電気回路を別にして、独立できるようにしてあるあ（もちろん自家発電装置を備えている）。

　屋上のまたその上に櫓が君である。櫓は水の抵抗を受けないように、すべて鉄製の柵と網でで作ってある。水に流されないために安全ベルトを柵に装着。

老朽化し、かつ狭い伊勢大橋の掛け替え工事中。道路も橋も今より数ｍ高くなるという。

櫓からみると長良川河口堰があまりにも近いので驚いた。
河口堰にぶつかった高潮や津波の影響をモロに受けそうだ。

加藤さんのお話と「備え」の分厚さに、伊勢湾台風のときの記憶がしっかりと根付いている。
加藤さんの中では「６０年前」は少しも風化していない。

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加藤さんの（流された）元の家の付近は防災公園になっている。

伊勢湾台風の高潮大被害び後に、東北大震災の津波の被害があった。
教訓は活かされているのか？

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・９／２３　長良川の河口 桑名 でお話を聞く会（１）
https://tokuyamad.exblog.jp/30073222/
・９／２３　長良川の河口 桑名 でお話を聞く会（２）
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・９／２３　長良川の河口 桑名 でお話を聞く会（３）
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