12/22「命の水を守る講演と映画会」 |
急な設定で、カラーチラシを注文する暇もなかった。
どれだけ集まるか、かなり心配したが、70名以上の参加があった。
まず、名古屋水道労働組合中央執行委員長の近藤夏樹氏による講演
「今、水道の民営化が狙われている!
-水道事業の現状と水野公共性を考える-」
2018.12.22 パワポ資料 (5.8Mb)
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota13/181222powerpoint.pdf
2018.12.22 近藤夏樹氏レジュメ (0.2Mb)
http://www.tokuyamadam-chushi.net/sonota13/181222kondo-natsuki.pdf
ナルホド。「安全な水の供給を受ける」ことは基本的人権なのだ。
日本国憲法
第二十五条 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
○2 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。
《「改憲」の論点》(集英社新書。2018.7)、11月に買ったのに、ちょこちょこと断片的にしか読めなくて、この日、往きの電車の中で、最後の第8章(石川健治氏の論考)を読んでいました。「国家学(国家機能論)としての財政学」「われわれが税金を払う理由」…それなりに「憲法」についての本や論文を読んで来たが、こうした観点から憲法を考えることは薄かった。
改めて公共財(そして準公共財)とは何か-単純な「商品」ではない-、それをコントロールするのは誰であり、どうあるべきか、ということを考えさせられた。
講師である近藤夏樹氏が、名古屋水道労組の執行委員長として、「『民営化反対』とは言わない。問題となっている点についての対案を出していく」というのは正しいと思う。
公企業の労働者は、その事業を担っているのだから、中身をよく知っている。当然ながら、一般市民は、業務内容を詳しくは知らない。
本来、選択権をもっている市民に、政権や中央官庁や市長や「当局」らのプロパガンダとは異なる情報を、できるだけわかりやすく正確に提供することは、その責務の一つだ。
そして、それを受け止めて、声を上げ、行動するのが私たち市民の(次世代へ)責任である。
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休憩を挟んで、映画「最後の一滴まで- ヨーロッパの隠された水戦争」の上映。
https://motion-gallery.net/projects/parc2018
http://www.parc-jp.org/video/sakuhin/uptothelastdrop.html
https://www.youtube.com/watch?v=xTrRCxO1848
市民の自覚と行動が問われている。
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1月13日には、浜松に行こう!!
https://suidou2018.hamazo.tv/e8199393.html
⇒1・13 命の水を守る全国のつどい・浜松
https://www.facebook.com/events/1905937586119270/
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