川漁師・大橋亮一さん、逝く |
聞けば、昨年末押し詰まった頃から体調を崩され、検査なども必要とのことで、入院されたいたとか。
とはいっても、ご家族の誰もが「しばらくしたら退院できる」と考えていてそのまま病院で亡くなられるとは、思ってもみなかったとのこと。
現役の川漁師のまま逝かれた。


26日、お通夜にお参りした。

大橋さんには、やはり川での漁の姿が似合わしい。

ご家族、とりわけ、70年も一緒に漁をしてきた弟の修さんにとっては、お兄さんの死が本当に受け止められるのは時間がかかるであろう。
大橋亮一さんという、長良川を全身で表していた、余人に代えがたい存在を喪って、長良川がまた寂しくなった。
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大橋亮一さんのお宅には数回伺ったが、最後になってしまったのが2017年11月。
この日は、愛知県の長良川河口堰最適運用委員会の会議があり、委員の大橋さんも出席されていた。




11月はモクズカニのシーズン。
下は、2年前の2015年11月17日付けの中日新聞。

<参照>
弊ブログ
・「長良川漁師口伝」について
https://tokuyamad.exblog.jp/14243541/

大橋亮一さん、河口堰のゲートが開いて、何とか「川」の姿を取り戻すまで、長良川を見守ってください。
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