6月20日「報道特集」での石木ダム問題特集に大きな反響 |
<この問題の直前記事>
石木ダム・朝日新聞夕刊の連載(2020年4月)
https://tokuyamad.exblog.jp/31141735/
昨年9月19日に、法的には強制代執行も可能となってしまった石木ダムの現場。
日々、緊張が続く一方、全国的メディアがこの問題を取り上げて、「日本全体で共有される問題」となってきたのも事実である。
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現地住民は、現場での座り込みを続けているが、長崎県は、住民に対して、6月19日を期限に、嫌に腰掛けなどの私物を撤去するように通告してきた。
■ 朝日デジタル 2020年6月18日 10時30分
石木ダム予定地、長崎県が住民の私物撤去通告 あす期限
https://www.asahi.com/articles/ASN6K6HD2N6KTOLB004.html?iref=pc_ss_date
■ 長崎新聞 2020/6/19 12:30
石木ダム工事現場 県が私物撤去要求 反対派住民ら「抜き打ち」を警戒
https://this.kiji.is/646538950181209185
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これに「反対」の側から呼応するかのように、6月20日、TBS[報道特集」で、川原(こうばる)で生まれ育った40代の男性に焦点を当てた「ダム予定地に生まれて」がオンエアされた。



さすが「報道特集」。オンエア直後から大きな反響があったようである。
石木川まもり隊HP
http://ishikigawa.jp/
TBS「報道特集」の反響について
http://ishikigawa.jp/blog/cat17/6243/
なお、「元」なったと思われるNBC(長崎放送)制作の「ダム予定地に生まれて」。
「JNN九州沖縄」でオンエアされたものが、ネット上にあると、教えて頂いた。
ドキュメンタリー傑作選・ダム予定地に生まれて
0110 202006080155
https://www.dailymotion.com/video/x7ud51q
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佐世保市水道は、この「要らない水」にお金を突っ込んだら、確実に経営破綻する。
長崎県は役立たない治水対策にお金をかけている場合ではない。
何よりも、現に人が暮らしを営む場所を強制的に奪って水底に沈めるなど、正義に反する。
元々無意味で無謀で不正義だった、ということは、あえておくとして、社会情勢も明らかに変化し、「要らない」ことがこうまではっきりしたのだ。
一旦計画したものを『やめる』という勇気がないばかりにトンデモナイ破局に向かって暴走してしまう、という75年前の歴史的な体験は、教訓にはなっていないのか?被爆地・長崎において。
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