2020年梅雨末期の豪雨災害(1) |
きょうは晴天だった。
西日本での梅雨明けが発表され、東海地方も明日あたり、梅雨明け発表となりそうだ。
今年の梅雨は長かった。
◇ ◇
7月4日、遅めに起きてテレビをつけたら、「球磨川で氾濫」と報じていた。
7月4日の未明に就寝するまでは、ネットニュースなどでも「球磨川流域が大変だ」という報道はなかったのに。
5日のお昼過ぎ、熊本の人から現地の様子を伝えるメールがMLに流された。
////////////////////////////////////////////////////////////////////////
Tです。昨日の水害に遭われた方、心からのお見舞いを申し上げます。いち早い、復旧を祈ります。
3日の晩、たまたま人吉に泊まり、翌朝の豪雨と水害で、高速道路も含め道路が不通となり、4日も泊まり、本日帰宅しました。
昨日、帰る道を探して球磨地方を走り回り、そのあと午後、人吉市内の被災状況を見て回りました。人吉市内は泥だらけとなり、酷い状況です。
ガラケーで撮った写真をEXCELに貼り付け、PDF化しました。
写りはよくないですが、送ります。
http://kawabegawa.jp/2020/20200704KAWABEKUMAGAWA.pdf
川辺川水質日本一の記事です。この記事が出た翌日、川辺川は泥川になりました。皮肉と言えばこんな皮肉はあるのでしょうか。
http://kawabegawa.jp/news/20200703KAWABENO1.pdf
////////////////////////////////////////////////////////////////////////
★ 毎日新聞2020年7月4日 20時48分
目を覚ましたら家に水… 「暴れ川」氾濫、未明の恐怖 熊本豪雨
https://mainichi.jp/articles/20200704/k00/00m/040/171000c
★朝日新聞2020年7月4日 20時53分
迫る濁流、屋根にしがみつき救助待つ 豪雨ドキュメント
https://digital.asahi.com/articles/ASN742HFNN74UEHF001.html
【動画】球磨川が氾濫した熊本県人吉市と崖崩れが発生した芦北町=吉本美奈子、熊倉隆広撮影
メディアの情報も含め、て一定、状況が把握できる程度に落ち着いたら・・・と思っていたが、落ち着くどころか、球磨川流域では、ずっと危険な状況が続いた。
そうこうしているうちに、岐阜県でも豪雨被害。
下呂周辺で740mmの降雨。740mmと聞いたら、私の頭の中では「お手上げ」である。
揖斐川の基準点・万石の基本高水(1/100)は6300㎥/S。そのときの降雨量は321mm/2日、と聞いている。
2000年の東海豪雨では「名古屋市では11日の日降水量が、平年の9月の月降水量の2倍となる428ミリとなり、2日間の合計降水量が567ミリに達した」のだそうだ(Wikiによる)。
当時も600mmに近かったと聞いただけで、「凄い!」と絶句した。
「1000年に一度の豪雨」と聞けば、そうかもしれないと思った。
しかしその後「豪雨」の規模は増すばかり。
「時間雨量80mm」という報道に接しても、もはや驚かなくなってしまった。
1/100確率がどうの、という議論そのものが遠い昔の物語のように感じてしまう。
それにしても、今年の豪雨被害については、何か記事にしなければ・・・「落ち着いたら」「梅雨が明けたら」。
だが、結局、7月いっぱい梅雨は開けなかった。
まだ頭の中は少しも整理されていない。
豪雨被害だけでも頭がいっぱいになりそうだが、この7月に限っただけでも、重要なこと、考えねばならないことがヤマのように押し寄せている。
すっきりと整理されるのを待っていたら、多分、永遠に何も書けないで終わりそうなので、まとまらないながら、ボチボチを書いていこうと思う。
◇ ◇
庭のオーシャンブルーが7月上旬に花を咲かせた。例年は8月の後半にならないと咲かないのに。