7月3日に発生した熱海・伊豆山地区での土石流
に続く。
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★日経コンストラクション2021.07.20
盛り土行為は砂防課に共有されず、知らない間に増えた“不安定な土砂”
(奥山 晃平)
(写真) 土砂で埋まった被災後の砂防ダム(静岡県提供)
(図) 逢初川の砂防ダムの諸元図(資料:静岡県)
(図) 静岡県熱海市伊豆山地区付近の土砂災害危険箇所。土石流危険渓流と土石流の発生の危険がある土石流危険区域を表示(資料:静岡県GIS
(表)盛り土の造成や開発許可の指示などを巡る経緯について。静岡県の資料や取材などを基に日経クロステックが作成
(写真)盛り土が崩落した後の様子。県は過去の写真から適切な排水設備が設置されていない可能性を指摘した(静岡県提供)
★読売新聞2021/07/20 15:00
熱海 砂防ダム新設へ…国交省
★毎日新聞 2021/7/20 13:01
熱海土石流 土砂流入の逢初川に砂防ダム新設へ 2次災害に備え
(写真)ドローンで撮影された静岡県熱海市伊豆山地区で発生した土石流の起点=同県提供
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土石流への「対策」が砂防ダム?!?!
無限ともいえる砂防ダムの「積み重ね」では、土石流被害は防げないことは幾多の事例が示している。
「土石流があったから砂防ダム建設」。
この発想の貧困さ(愚鈍さ)が、またぞろ大きな災害をもたらすことになる。
これでは犠牲者は浮かばれない。
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