大西暢夫さん著書に農業ジャーナリスト賞 |





★沖縄タイムス 2021.7.25
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2021年 08月 22日
★毎日新聞 2021/8/21 大阪夕刊 徳山ダムで廃村 最後の住人の姿 写真家・大西暢夫さん著書に農業ジャーナリスト賞 ![]() (写真)『ホハレ峠』で農業ジャーナリスト賞を受賞した大西暢夫さん=名古屋市中村区で2021年8月2日、兵藤公治撮影 あれ?「ホハレ峠」は昨年(2020年)4月の発行。 ・ダムの水底に沈んだ徳山村の記憶、2冊の紹介記事[2020-10-31] なんだか時期が・・・ ★農業協同組合新聞 2021年5月24日 第36回農業ジャーナリスト賞に3作品-農政ジャーナリストの会 昨年発表された作品について、今年になって選考・発表。なるほど。 ◎彩流社 2021年5月28日 大西暢夫 著『ホハレ峠』が第36回農業ジャーナリスト賞を受賞! ![]() この5月の末頃に地元の新聞に「載っていなかった」と言い切れるほど、まともに新聞を読んではいないが、目にした覚えはない。 ◇ ◇ 廣瀬ゆきゑさん・司さんご夫妻は、徳山ダムが「本体着工」になっても、豪雪の冬期を除いて、門入の家で暮らしておられた。門入集落は、ダム湛水線より上にあるが、徳山村廃村の方針の下、公団の収用対象になった。「沈まないのだから、ずっと暮らしていて構わない」という公団の口約束があったという。しかし、公団は、「家屋を撤去せよ」と訴訟を起こした。廣瀬夫妻は抵抗した。 ・やめよ!徳山ダム No14(98.1.3) (1ページ目の下のほう、及び新聞記事) その後、何度か門入でバーベキューをしたり、キャンプをしたりしたときに、廣瀬さんのお宅を訪問している。 ・やめよ!徳山ダム No18(98.6.10) ・やめよ!徳山ダム No34(2000.8.28) ・やめよ!徳山ダム No69(2006.9.8) ◇ ◇ その後、2004年に司さんが亡くなられ、夫婦2人の徳山村暮らしは終わった。 2006年春、ついにゆきゑさんは、家を解体した。 ![]() ★2006.5.12岐阜新聞(廣瀬ゆきゑさん) ◇ ◇ いよいよ試験湛水が始まるとなって村の人達の心は波立った。 故郷を好んで水没させたい人はいない。 いつでも湛水線以上に残る故郷の山々には行ける、という話で、水公団に集落の家と土地を売った。 だが西谷道路は作らないと決められ、山には自由に行けない。「山林公有地化」してやるから土地を手放せ、と国・水機構は言う。 「釣った魚に餌はやらない」のだ。 さまざまな約束を踏みにじられ、怒った村民も多かった。 ◇ ◇ 2006年8月31日、徳山ダム裁判控訴審は、実体審理もなく、原告敗訴判決を言い渡した。 その翌日から、「大垣(西濃)では初めて」となる大西暢夫さんの写真展を開催した。 2006年9月1-3日、スイトピアセンター・第4展示室 「-大西暢夫写真展-僕の村の宝物~ジジババ徳山村物語」 なぜか、このときに作成したチラシが手元にない。5新聞社の後援をとるとか、それなりに格好になるように頑張ったのだけど。 ![]() ・2006年 大西暢夫さん写真展記事(PDF版) 結局、このときに廣瀬ゆきゑさんにお目にかかったのが最後となった。 ◇ ◇ 昨年、この「ホハレ峠」を読んだ。 「北海道に行っていた」ということは、ゆきゑさんご本人から聞いたことはあった。言葉の断片としてだけ聞いていたので、「門入で生まれ育った」ことと「北海道に行っていた」こと、そして他の人がすべて去っても、なお夫婦二人で門入に暮らし続けることの繋がりは全くわかっていないでいた。 心情まではとても「わかる」ことはできない。 とはいえ、廣瀬ゆきゑさんの足跡を追った大西さんの本を読ませて貰って、改めて日本の「近代」について考えさせられた。 「この国」は何を追い求め、何を捨て去ってきたのだろうか。 ◇ ◇ 水資源開発を目的として作られた6億6000万トンの巨大ダム。新規開発水は一滴も使われていない、使う当てもない。新規開発水が必要ないことは、本体着工前から自明なことだった。それでも「ここまでやったからやめられない」から建設し、湛水してしまったのだ。 「ここまでやったからやめられない」 今でもこの呪縛で、人のいのち暮らしも脅かされる続けているのが、この日本。 ◇ ◇ ![]() ★沖縄タイムス 2021.7.25 夜空に美しく「月下美人」優雅に開花 コウモリも誘われる上品で甘い香り 西表島
by tokuyamadam
| 2021-08-22 23:10
| 現在の徳山ダム問題
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