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2015年通常国会での警察法「改正」以後、ますます露骨になった警察による住民運動への敵視。
2016年10月に、名古屋・白龍町の高層マンションン建設を巡って住民の反対運動のリーダーの奥田恭正さんが、業者と警察との共謀(と私たちはみています)によって「暴行事件」デッチ上げらました。
まさに「人質司法」で勾留されながらも、「やっていない」と断固として否認を貫き、無罪判決を確定させた奥田恭正さん。
逮捕時に採取されたデータの抹消を求めていた裁判を起こしていました(不当な逮捕や取り調べ、起訴に対する国家賠償請求も併せて)。
1月18日、名古屋地裁は「指掌紋、顔写真、DNA」の3データの抹消を国に命じました。
刑事裁判のときから傍聴等を続け、担当弁護士とご本人を大垣に招いて講演して頂く(※)などの交流をしてきた私たちも大変嬉しく、励みになります。
※「もの言う」自由を守る会 2周年総会・記念講演
★中日新聞 2022年1月18日 13時23分
無罪男性のDNA型、国に抹消命令 名古屋地裁、全国初
★朝日新聞 2022年1月18日 13時31分
無罪確定の男性の指紋やDNAデータ、国に削除命令 名古屋地裁
★毎日新聞 1/18(火) 14:03配信
無罪確定男性から採取の指紋、DNA型など抹消命じる 名古屋地裁
★共同通信 2022/1/18 17:30
無罪男性のDNAデータ抹消命令 確定後も警察保管、名古屋地裁
☆翌1月19日の新聞記事(中日、朝日、岐阜、毎日、読売)
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私たちの大垣警察市民監視違憲訴訟の一審判決は2月21日です。
大垣警察市民監視違憲訴訟の勝利をめざす「もの言う」自由を守る会
粗々のものですが、判決の評価視点を「ニュース22号」に載せました。
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※カテゴリ:大垣警察署市民監視事件
には、下記のHP開設以前の記事、及び原告・近藤ゆり子の“個人的”記事をアップしています。
大垣警察市民監視違憲訴訟の勝利をめざす
「もの言う」自由を守る会