丹生ダム跡地を尋ねるツァー
の続き。
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鷲見集落に往くのは3回目。
1995年10月は、偶然に通りがかった。「離村式」の夕方だった。
2007年5月に余呉町の方に案内して頂いたときは、鷲見川も見えたか見えないか記憶に残らないほどに草に覆われていた。
今、一部は土砂置き場となり、他の部分もだいぶ草は刈られて、鷲見川の姿がはっきりしている。
かつて住民はが日常的に鷲見川を水場として利用していた。それぞれの家が、鷲見川に水場をもっていた。
その降り口も幾つかは残り、降りられる。
鷲見の八幡神社跡を探した。
この石垣?しかし写真集に残る神社の石階段はもっと高い。
石垣の上に移動すると、2段目の石垣の痕跡らしきものがあるような…。
落ちていた紙片を合わせてみると、やっぱり個々が神社跡なのだろうか。
鷲見川が高時川に合流するところ。
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今回のツァーでは一番上流になる針川。
右奥の橋は、半明に行く道ではない、針川の集落の人びとが使っていた橋か。
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少し下って、尾羽梨辺りか。
途中でまた道ばたのユキツバキをみた。色が異なる2種類を並べて。
この流れの流量を目測して「5㎥/s位か?」と言った型がいたが、私は10㎥/sを超えていると思った、流れが速いので。
家があったのだろう、しっかりした石垣が残っている。
五右衛門風呂の跡。
斜面に残雪がある。
奥の山陰に残雪が。
「ユキツバキをには残雪が似合う。本当は残雪を背景に実際に咲いているユキツバキを見たかったんだよなぁ」と言いながら、残雪の上にユキツバキを置く。
高時川の向こう岸の残雪。
手前の川原には上流川に倒れた倒木がたくさんあった。上流側に倒れたメカニズムが知りたい。
川縁の杉を背景に今を盛りと咲く花。名前を聞き損なった。
この稿、終わり。
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