8月12日は、旧暦七月十五日だった。
旧暦七月十五日の「お盆」と新暦(太陽暦)の「月遅れお盆=8月15日」が重なることは少ない。
8月12日、珍しく早めに起きたので、午前中に赤坂を往復した。
ちょうどお墓の前に着いたときに、見回っていたご住職に出会ったので、写真を撮って頂いた。
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天清院のお庫裏の前には石榴の木がある。
「吉祥果」とも呼ばれる石榴。
天清院は「子育て呑龍」さんで有名だから、多分、鬼子母神伝説とも関係して植えられたのだと思う。
ご住職が言われるには、花と実の両方が同時にあるのは珍しい、とのこと。今年は特に実の数(実にになっていきそうなものの数)が多い、とも。
花→実の変化のありようをまとめて見たのは初めてだった。
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バスの時間まで少し間があったので、一番近いバス停留所から一つ赤坂港跡バス停のまで歩いた。
赤坂港会館と川湊跡
赤坂港会館の周囲には黄色テープが張り巡らされて閉鎖。この時期に?
通りがかりの人が「尖塔の部分に落雷があって、補修中なのだ」と教えてくれた。
いつ落雷?
帰宅してからHPで、「赤坂港会館 休館」と検索すると、2021年9月30日付けで「落雷の影響により、当面の間、臨時休館いたします」とある。
1年もの間「臨時休館」???
(「赤坂港会館」で検索すると、臨時休館云々は出て来ずに、普通に案内が出てくる)
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赤坂川湊の跡に立って川を眺めると-毎度のことだが-、大正に入って鉄道の美濃赤坂線が開通するまでは、石灰や大理石をせっせと運び出していた活気溢れる川湊だった、ということが信じられない。浅く細い流れでしかないから。
川燈台と、多分、船の係留に用いたとい思われる石に面影をみるが。
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天清院の境内の隅に、変わった色の彼岸花-園芸種で、彼岸花とは言わないのだろうけど。