平方浩介さんが、 燦葉出版社から新著を出された。
★朝日新聞 2022年10月27日 10時00分
徳山ダムに翻弄された故郷の歩み 児童文学者が著書出版 岐阜
(写真)「日本一のムダ 徳山ダムの話」を執筆した平方浩介さん=2022年10月19日午前11時15分、岐阜市上土居、松永佳伸撮影
★岐阜新聞 2022年10月31日 05:00
徳山ダムの反省 後世につづる 村出身の児童文学作家・平方さん出版 「日本一のムダ」との揶揄「悔しい思い」
(写真)「日本一のムダ 徳山ダムの話」に込めた思いを語る平方浩介さん=岐阜新聞本社
2006年、湛水開始の直前に平方さんは「日本一のムダ(ダム) トクヤマダムのものがたり」を出された。このときにもご著書を贈って頂いた。
2008年秋、「竣工」を祝う現地コンサート会場で、のぼりを立てて、この本を売っていらした、と耳にした。
徳山ダム建設中止を求める会 声明 (2008.10.11)
10.13「徳山ダム建設事業竣工式」に寄せて
~祝えない徳山ダム竣工(式)、心に刻まれるべき過ち~
※ 「徳山ダム建設中止を求める会」のニューズレター、声明等は以下にあります。
徳山ダム建設中止を求める会HP(アーカイブ)
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水資源開発を主目的とした徳山ダムは、完成・運用開始から14年経っても、なお、新規開発水を使う当てはない。1995年に「徳山ダム建設事業審議委員会」を設置したときから、建設省河川局はそれを知っていた。2003年に大幅増額を発表したときも、知っていた(だから2003年7月、「撤退ルール(負担金精算ルール)」を水資源機構法施行令に定めた)。
徳山ダムは、完成前から必然的に「ムダなダム」でしかありえなかった。
そしてその「ムダ」のために”徳山人”は翻弄された。
一体誰がそれを強いたのか?
「ダム反対!」の旗を振った都会人は「正義の味方・白馬の騎士」だったのか?
その手は汚れていなかったのか?
「日本一のムダ 徳山ダムの話」が出版されてすぐに、平方さんからご本を頂いた。
(2)に続く
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