2023年 02月 19日
徳山ダム導水路 河村たかし名古屋市長の迷走と変節（４） |
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２月１６日、「導水路はいらない！愛知の会」「長良川市民学習会」「徳山ダム建設中止を求める会」の３団体で抗議声明を出した。
声明
無駄に無駄を重ねて川を殺す「徳山ダム導水路」
－河村市長の『方針転換』という愚に抗議する－
１７日に名古屋市政記者クラブで記者会見を行い、市長室に抗議声明を渡しに行った。
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★東海テレビ 2/17(金) 16:57 （動画あり）
撤退表明から“容認”に方針転換…徳山ダムの木曽川導水路事業 名古屋市長に市民団体が抗議「水余りの状態」
★ ＮＨＫ東海 NEWS WEB 02月17日 19時07分 （動画あり）
導水路建設計画で国交相「関係自治体の合意が第一」
★ ＣＢＣテレビ 2023年2月17日(金) 22:50 （動画あり）
「ぜひ考え方を撤回していただきたい…」名古屋市木曽川導水路事業 市民団体が河村市長に抗議文
★中日新聞 2023年2月18日 05時05分
名古屋市長に抗議文 愛知・岐阜３団体、木曽川導水路巡り
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徳山ダム建設事業に利水者として参画した名古屋市・愛知県は、取水する木曽川まで導水しなければ、徳山ダムの水を使えない。徳山ダムの本格運用が始まる前に「導水路」計画が出されるであろうことはわかっていた。断片的な情報から、どうやら西平ダムあたりから取水し、落差を利用した自然流下で木曽川に引くらしい、ということは耳にしていた。無駄に無駄を重ねる導水路に対しては、何か取り組みをしなければ、という話は出ていたが、「今ひとつ市民に訴えきれないなぁ」「『徳山ダムができちゃったのだからしょうがない』と受け止められそう」と、どうも盛り上がらない状態だった。
２００７年８月２２日の「導水路検討会（第７回） 」で、「上流分割案（２導水路併設案）」なるものが、国と三県一市の合意として発表された。この「上流分割案」では、長良川に徳山ダムの水（の一部）を流すという。（１年前の「第６回」までは、すべてトンネルで木曽川まで流すというような話だったはずだ。この１年の間に何があったのか？→ 情報公開請求を駆使して暴いた）
長良川をこよなく愛する（長良川河口堰反対運動以来の）人達の心に火がついた。
２００７年１２月に何人かが集まって「とにかくこのことを岐阜の市民に知らせよう、新聞に意見広告を出そう」となった。これが「長良川市民学習会」の始まりである。
「上流分割案（２導水路併設案）」なるものが発表されたときには、弊ブログ（カテゴリ；導水路問題 の初期の頃を遡って見て下さい）もなかったし、他の２団体は存在もしていない。
今はアーカイブとして残してある
徳山ダム建設中止を求める会公式ＨＰ
から関係する声明等を拾ってみる。
【要請書・声明】のペ－ジ
☆２００７年８月２７日
ドサクサ紛れの無駄な公共事業「２導水路併設」案は認められない
「２導水路併設」案を木曽川水系河川整備計画に入れ込むことは、1997年河川法改正趣旨を破壊するものだ
☆２００７年１２月２０日
法的手続きを蔑ろにし、必要な「治水」事業を蝕む
木曽川水系連絡導水路事業関連予算(財務省原案)に抗議する
☆２００８年８月２７日
木曽川水系連絡導水路事業費概算要求に抗議する
☆２００８年９月４日
木曽川水系連絡導水路の「札付き」水資源機構への事業承継
～「治水」予算をまずは人の命を守るためにこそ～
この後、長良川市民学習会を軸に、長良川の環境破壊の問題を中心とした運動を展開していく。
そして、２００８年１１月に、愛知・名古屋でも運動をつくる、ということで、動き始めたのが「導水路はいらない！愛知の会」である。
愛知県に対して公金支出差止訴訟（住民訴訟）を提起する２００９年６月までのこの会の活動経過は以下。
現在、実際に活動しているのは長良川市民学習会だけだが、上記の経過からして、以下の３団体が今後も連携して徳山ダム導水路問題い取り組むことになる。
・導水路はいらない！愛知の会 http://www.dousuiro-aichi.org/index.html
・長良川市民学習会 http://dousui.org/
・徳山ダム建設中止を求める会 http://tokuyamadam-chushi.net/
（＆弊ブログ）
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徳山ダム導水路 河村たかし名古屋市長の迷走と変節
by tokuyamadam
| 2023-02-19 23:04
| 導水路問題
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