徳山ダム導水路事業-「継続」と決まる(2) |
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2024年 09月 07日
徳山ダム導水路事業-「継続」と決まる(1) から続く。 <参照>国交省HP 2024.8.27 木曽川水系連絡導水路事業に関する国土交通省の対応方針について <参照>水資源機構中部支社HP 検証対象ダム事業の関係地方公共団体からなる検討の場 ◇ ◇ 事業者は、「事業費2.55倍」を2024.3.28「検討の場 第8回幹事会」に出した後、13年ぶりとなる「検討の場 第2回」を5月17日にを開催し、5月20日に「検討報告書(素案)」なるものをHPに公表した。、 ・2024.6.5 関係住民の皆様から「ご意見をお聴きする場」ですって!(2024.06.0820) 河川法16条の2 第3項~5項の”趣旨に則って”「学識者」や「関係住民」、そして「関係地方公共団体の首長」から聴き取って(「お聴きする」」だけ)、「検討報告書(素案)」を「検討報告書(原案)」※に昇格させ、7月には「検討報告書」とした。 ※ 別冊資料7の中の岐阜県知事からの回答は(他の自治体が殆ど何も言わないのに比して)、2ページにわたって「配慮・検討を求める事項」を記している。 従来であれば、これを「今後の治水対策のあり方に関する有識者会議」に出して「継続」のお墨付きを貰っていたのだが、今や「有識者会議」は消滅。 でもって「社会資本整備審議会河川分科会事業評価小委員会」に諮ることにしたらしい。 「有識者会議」も「中間取りまとめ」に基づく再検証枠組みも意味を失ったことの象徴のような話である。 「社会資本整備審議会河川分科会事業評価小委員会」開催結果 ○木曽川水系連絡導水路事業(第18回開催結果 令和6年8月8日) (2024.9.6現在、議事録はアップされていない) 社会資本整備審議会河川分科会事業評価小委員会の委員は、一連の「再検証」話も徳山ダム導水路事業の経緯も知らない(報道されたことの断片は知っているかも知れないが)。いきなり大部の「報告書」を出されたところで、何をどう審議していいのやら、大いに戸惑ったことだろう。「事務局の仰る通り」以外の意味のある意見が出せるとも思えない。 かくて議事録公表されない「学識者のご意見」を以て、対応方針が決められた…何とも透明性の高いことで!! ◇ ◇ それにしても14年もかかった「検証」の中身は何だったのか? 「徳山ダム導水路事業費の65.5%は「木曽川・長良川の正常流量確保のため/治水分」とされている。 曰く「異常渇水時に木曽川下流部のヤマトシジミの生息を確保するため」…大嘘である。 ヤマトシジミは1日のうちで塩分濃度が何度も変化する汽水域に生息する。一定の塩分濃度の水に浸けて斃死した数を数え、それを河川流量との関係の式にして必要な流量を算出するなどというのは、およそ科学的とはいえない、「ためにする議論」でしかない。 既往最大渇水といわれる1994年(平成6年度渇水)についての1000ページにも及ぶ資料 ・平成6年度渇水における河川環境調査の資料 ・H6年度渇水に関する河川環境の追跡調査の資料 の中に、ヤマトシジミの斃死について問題視している部分はない。 1994年(平六)渇水時の生物環境への影響についてこれ以上の資料は存在していない、と政府も認めている。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 渇水時に木曽川に40㎥/秒を補給しなければならないという根拠も、補給したから動植物が助かるという根拠もない。「徳山ダムの水を木曽川に流す理由」をデッチ上げたとしか言いようがない。 それでも事業費2270億円の公共事業を前に進めるというのだ。 ◇ ◇ 「よみがえれえ長良川実行委員会」として、9月12日、中部地方整備局に「木曽川水系連絡導水路事業に係る公開質問状」 を提出する予定である。 ◇ ◇ ・徳山ダム導水路事業-「継続」と決まる(1) ・徳山ダム導水路事業-「継続」と決まる(2)
by tokuyamadam
| 2024-09-07 23:26
| 導水路問題
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