言い訳&若干の報告… |
徳山ダムがらみの動きについて少し報告すると:
12月17日、岐阜経済大の1年生の「合同ゼミ」で90分の時間を頂いて話してきました。以前、「大学で学生相手に話すって大変。居眠りくらいは結構なほう。机の下でケイタイをいじっているのもまだマシ。講師の話など無視して周囲とお喋りするのもいて、悪くするとそのお喋りの声で何も聴いて貰えなくなることもある」と知人が愚痴っているのを聞いたことがあります。私の話はあまり「面白くない」ので、話だけではとてももたない、と「助っ人さん」にお願いしてD VDだのパワポだのを準備しました。(そのうちに、一部でもHPにアップできたら、と思います)
居眠りが数人…これは「しょうがない」。学生の皆様全体としては、とても礼儀正しかったです。
質問が出なかったので、無理矢理「感想を」とマイクを向けました。(「別に」というのを除いて)多くの感想が「徳山村の人たちが可哀想」というものでした。結果的には、私がそんな方向に誘導してしまったかもしれません。
本当にそう感じたのなら、それをきかっけに「何が問題だったのか」を少しでも考えて貰えれば嬉しいです。だけど、19歳とかの学生さん達は、本当にそういうふうに考えるのかな?と何となく違和感を覚えました。「可哀想」と言っておけばKYにならずに済む、ということではないのか、と勘ぐってしまう…。
今の若者が、徳山ダムの金銭的な負債も、環境面での負のツケも、全部背負わされるのです(そこは強調したつもり)。ある側面から見れば、故郷を「浮いてまう」ことにされた徳山人以上に「可哀想」。
その何とも言えない妙ちきりんな構造全体を感じ取れば(理屈で「理解」しろ、とは言わない)、ある意味、私に噛みつくような意見が出ても当たり前だと思ったのですけど。
これは、きっと「ないものねだり」なのでしょうね…
20日には「来年度予算財務原案」が内示されます。徳山ダムの水を長良川や木曽川に引く木曽川水系連絡水路建設事業に対する抗議声明を出します。
21日には、長良川で以下のようなイベントがあります。
「若者企画」のようです。興味深いです。
雨が心配。
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岐阜より「第3回こよみのよぶね」の案内をさせていただきます。
こよみのよぶねHP
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以前、公共事業チェック議員の会・代表代行の近藤昭一衆議院議員に提出して頂いた質問主意書(※)166国会の分に対する答弁書が、いろいろ食い違うことに関して臨時国会最終の「滑り込み」で、質問主意書を提出して頂きました。
※ 今回は
169国会質問562=「木曽川水系連絡導水路事業」におけるデュー・プロセスの確保に関する質問主意書
166国会質問378=徳山ダムに係る木曽川連絡導水路事業の目的と効果に関する質問主意書
の分です。他の質問主意書に関連しても、質さねばならないことは山ほどありますが、次の国会(来年早々に召集される通常国会)に提出をお願いするつもりです。
質問主意書と答弁書は
衆議院
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index.htm
質問答弁
http://www.shugiin.go.jp/index.nsf/html/index_shitsumon.htm
の中で「○○国会」と質問番号で見ることができます。